今回はちょっとおカタい電子刊行物のお話。
TABROIDでも電子出版やスマホ版コミックなどを多く取り上げていますが、政府刊行物にもスマホで読めるものがるんですよ。その一例が、先ほど平成25年度版が公開された防衛省の『防衛白書』です。
この『防衛白書』は、防衛省・自衛隊が行っている広範多岐に渡る取り組みをまとめた刊行物で、防衛省ホームページでも読む事ができます。
さらに今回の平成25年度版では、スマホ対応のダイジェスト版も用意されたのでコチラを皆さんにご紹介しますね。
白書の構成は、
•第1部 わが国を取り巻く安全保障環境
•第2部 わが国の防衛政策と日米安保体制
•第3部 わが国の防衛に関する施策
という3部構成となっており、スマホではダイジェスト版ではあるものの要点がキチンとまとまっていて思いのほか読みやすいと感じました。
もちろんミリタリー・マニアの方々は一字一句を微に入り細に入り、という感じで読み込むのでしょうが、一般層の人たちにもざっと読んでおくと良さそうな知識が豊富に詰まっていますね。
昨今いろんな情勢が大きく動いているだけに、日本周辺にある脅威や周辺国とのパートナーシップなどについては「いつ読むの、今でしょ!」という内容となっています。
F35戦闘機など近未来の装備、技術開発や宇宙開発についても豊富な図案を用いて紹介されていますね。政府の文書というと文字がビッシリという勝手なイメージがあったのでちょっと意外。
また、図版や写真はタッチして拡大表示もできるようになっています。有川浩原作ドラマ『空飛ぶ広報室』についても掲載されていますね。ガッキーまじ天使でしたなぁ。それに自衛隊といえば、多くのオリンピック選手も所属しています。ガンバレ。
一般には、なかなか手に取って読む機会の少ない防衛白書だけに、スマホで読めるようになったこのタイミングで、いちど流し読み程度であっても目を通してみてはいかがでしょうか。
やわらかい自衛隊ゲーム、あすリリース予定だよ『ふるさと自衛隊』:
防衛白書 [防衛省・自衛隊]
(ワタナベダイスケ)