ほーいいじゃないか こういうのでいいんだよこういうので
多機能・高機能・万能を追求する現代の携帯電話シーン、正直なところツイていけない感を感じることもあったりして...。
そんなユーザーのココロにスッと入り込んでくれそうな超シンプルケータイをオーセラスジャパン株式会社が発表しました。その名は『スペア・ワン(SpareOne)』です。
見ての通り、まるでイエデンの子機のようなシンプルフォルムに単三電池が収納された端末で、アルカリまたはリチウム単三乾電池1本で約10時間の通話が可能。とにかく通話のみに割り切ったモデルとなっているため、メモリ機能は9件までの電話帳のみ。
このいさぎよい仕様も端末自体のデザインがスッキリ美しくまとまっているおかげで逆に好印象ですよね。
端末はブリスターパック状のパッケージに入れられた状態で販売されるのですが、ここにも他にはない工夫が。
なんと、このパッケージには防水加工が施してあり、パッケージに入れたままで通話が可能なのだそう。これは実に面白い発想ですね。
また、電源をオフにしておけば最大で15年間もの保存ができ、-30℃~60℃の環境下でも動作するタフネス性能もあり。非常時の備えとして持っておくのも良いかもしれません。もっとも15年後に現在の規格の電波がまだ使えるかは別の話ですが...。
ただし、残念ながら現状では日本国内の電波規格には対応していないGSM仕様とのこと。海外旅行者向けとして8月中旬より大手家電量販店、成田空港、羽田空港内で販売予定です。
でも同社のプレスリリースによれば、日本国内向けにW-CDMAとCDMA2000対応モデルを開発中とされているので、やがて僕らもシンプルケータイに回帰する日が来るのかもしれませんよね〜。
シニアじゃなくてもシンプルを求めるユーザーはいるはず:
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(ワタナベダイスケ)