130113_honto_00.jpg


アプリ『総合書店 honto』を発見した時はうれしかったです。

なぜなら、もともとWeb上にあるサービス「honto」からしてそもそも画期的。リアル店舗でもwebでも買い物ができ、ポイントカードもある。しかも、ポイント対応の書店は丸善・ジュンク堂・文教堂。webでは電子書籍もリアル書籍も取り扱っている。大日本印刷が運営しているので、出版社などのしばりがなく、たくさんの点数を扱っている。

ということで、本好きにはありがたいサービスなわけです。それのアプリということは期待大!というわけでいそいそとダウンロードしました。


130113_honto_09.jpg


ところが落とし穴がありました! このアプリ、新しい端末にすぐさま対応が厳しいようで、昨年12月の時点では、なんとNEXUS 7には未対応。購入だけしてスマホで読書ももちろんよいのですが、ビューアは端末の大きさによって使い勝手が相当違うので、所有するタブレットに対応していないのはショックでした。

1/14現在、12月に発売したHTC J butterflyには非対応のようです。最新端末を購入する層はよい顧客にもなり得る可能性が高いわけで、今後はスピーディに対応してくれることを望みます。
 

さて、使い勝手です。ストアではちょくちょくポイント○倍キャンペーンや、値下げキャンペーンなどやっているので、うまいこと利用すればお得です。旬な特集やタイトルのピックアップもさすがという感じ。


130113_honto_38.jpg


無料のお試しコンテンツなどもありますが、表記などがいささかライトユーザー向けではないかも? という気がしました。というのは、各タイトルを購入/ダウンロードする際、書籍名や著者などのスペック表示において、コンテンツタイプやファイルサイズも表記されています。しかし、コンテンツタイプなどはどういう意味なのか、自分の端末で読めるのか分からない人も少なくないと思いますし、わからない場合のヘルプなどにすぐ飛べるようにもなっていません。「購入前にご利用中のデバイスが対応しているかご確認ください」とも書かれていますが、こういうのが苦手な人は「わからない! もう買わないでいいや」になってしまいそうでもったいない感じがしました。


130113_honto_19.jpg130113_honto_40.jpg


ビューアとしてですが、基本的な操作はシンプルにまとめられています。


130113_honto_33.jpg130113_honto_35.jpg


フリックやページ端タップでページがめくれるのですが、ピンチアウトなどすると、元のサイズに戻さないとページをめくれません。メニューを呼び出してみたところ「目次」というのがあったので書籍の目次に飛ぶのかと思いタップしましたが、「ブックマックーが登録されていません」と表示され、どこにも飛べませんでした。ブックマークと目次は一緒なの??? そして、メニューには「ブックマークする」的なものはない・・・。画面をやみくもにタップしたところ、上の方にしおりっぽいアイコンが表示されたのでタップ。もう一度「目次」をタップしてみたら、先ほど登録したページが表示されました。

PCでもタブレットでもスマホでも使えるのも、ストアとしてのボリュームも大変魅力的なので、ビューアとして日々改良されるのを期待します!

利用時間:30分ほど
使用端末:Xperia ray (SO-03C)
     NEXUS 7
OS:2.3.4
バージョン:端末により異なる
--------
発売元:Dai Nippon Printing Co., Ltd.
更新日:2013.1.11
価格:無料
対応機種:端末により異なる


(ツキヨノ アサミ)

 

RSS情報:http://www.tabroid.jp/app/books/2013/01/jp.co.dnp.eps.ebook_app.android.html