なめらか気持ちいいっ!
「2,048段階の筆圧感知センサー」という言葉にやられて、「Jot Touch 4」買ってました。いつの間にか発売日には手元に...! こちらお値段、約一万円なり。
5/24に発売されたこのJot Touch 4は、Bluetoothによる筆圧感知で話題になった「Jot Touch」のパワーアップ版で、筆圧感知なんかは200段階程度だったものが2,048段階になってます。すごい進化っぷり。もしかしたらBluetooth4.0接続になったのも大きいのかななんて。 (※ なので、Bluetooth4.0に対応したiPadシリーズのみに対応です)
最近ようやく、アプリの方もアップデートによってJot Touch 4にだいたい対応してきたので、気になっていた方は今が買い時かも。
以下、使ってみての感想、個人的に思った良いところ・気になるところを紹介します。
2,048段階はダテじゃない!
『Zen Brush』でブラシの太さを最大にして描いてみました。
いち早くJot Touch 4に対応していたZen Brushでは、かな~り気持ちよく、すごくなめらか~に描くことが出来ます。肝心の筆圧感知もほぼ思いのままといった感じで、描いていて楽しいです。
実際にどんな感じなのか、動画を撮ってみたのでどうぞ。
※ iPadより感度の悪いとされるiPad miniにて。厚めのフィルム付
本当に筆で描いているかのような感覚がリアルなんです。
また、動画中でJot Touch 4を接続中に指で描こうとしていますが何故か描けません。これは「パームリジェクション機能」という、画面に触れた手を入力として感知しないようにする機能で、これによって好きなように手を置いて描くことが出来ます。これはナイスすぎます。
ペン先ディスクの感度も、最悪とも思える自分の環境でも悪くは感じませんでしたw
イケてる外観は使い勝手も良い!
細かいところですが、使用中はキャップを反対側にしっかり回して取り付けられて、無くす心配がないのが良いです。Jotスタイラスシリーズのペン先は、とれやすいディスクが付いていたりと少し繊細な作りになっています。なので、しまう際にそれを守るキャップは結構大事だったり。
充電はUSB型の充電ドックでお手軽に充電できます。ドックとは強めの磁石でくっつくようになっていて、ケーブルなどが必要ないのがスタイリッシュで良いかとw
そしてこの電池がめちゃくちゃ持つんです! 公式では「100時間の連続使用」、「連続待受時間は約90日」となっていて、自分が使った感じもいつ充電したのか忘れるくらい持ちました。電池を気にせず使えるって最高っす。
他にもiPadとの接続が超カンタンだったりと、これらはBluetooth4.0のおかげで間違いないようです。
ペン自体は合格点以上。あとはアプリが...
偉そうですが、個人的にJot Touch 4は期待以上でした。お値段は高いですが、iPadで本格的に絵を描きたいのなら後悔はしないかなと。そういった方にはオススメ出来ますっ。
ただ、問題はアプリの方にあるのかもしれません。上の画像はそれぞれのアプリのJot Touch 4を接続・設定する際の画面ですが、どれも微妙に違っています。対応したとはいえ、まだ先ほどの便利な「パームリジェクション機能」などは、アプリによって機能しなかったり、これは僕のiPad mini自体のスペックの問題でもありますが、描き心地にも差があるように感じました。
ただ、アプリはアップデートで徐々に良くなると思われるので(実際なってる)、機能が追加されるのも時間の問題かも...?
Jot Touch 4が最高に生きてくるのは最新(miniじゃない)iPad&アプリ完全が対応してからなのかもしれませんね。
注意 ※ 対応機種:iPad Retinaディスプレイモデル(第4世代)/iPad mini /iPad(第3世代)
[公式サイト]
・高級スマホペン「Jot Pro」を自腹購入。書き心地は?【へんしゅうぶ通信】
(宮原れい)