デジタルネイティブの次はスマホネイティブ、か。
ベネッセ教育総合研究所が行った調査によると、2歳児の約13%がほぼ毎日スマホに触れているという結果が出ました。詳細な調査結果は、ベネッセのサイトで見ることができます。
0歳6ヶ月~6歳の子供がいる母親の中で、スマホを所有している人が60.5%。その中で、2歳児にほぼ毎日スマホを渡している割合が22.1%となり、全体の13%強の2歳児が、ほぼ毎日スマホに触れている計算になります。
うーむ、物心がつく前からスマホに触れる時代かぁ...。将来、スマホでの文字入力とか、超早い子ばっかりになってそうですねぇ。
これだけ読むと「スマホなんかに頼って、子どもとの触れ合いが足りん」なんて言われてしまいそうですよね。しかし、調査結果を読み進めると、スマホを賢く子育てに利用している実態が見えて来ましたよ。
まず、子供にスマホを渡すタイミングとしては、「外出先での待ち時間」が最も多くなっています。次いで、「家事などで手が離せない時」が2位。
また、子供の1日のスマホ利用時間は、平均で18分とのこと。非常に短いですね。
つまり、子供が勝手に動きまわると危険な状態の時、その場に留めさせるためにスマホを渡しているということではないでしょうか。
子供がスマホに集中している間は、そこから動こうとしないはずですからね。いつも持ち歩いてるものですし、おもちゃ代わりとして最適なのでしょう。
もちろん、ずっとスマホにかじりつくような生活になってしまうのはまずいです。しかし、どうやらほとんどのお母さんが、うまくスマホを子育てに利用できていそうですね。
子供向けアプリの存在って個人的にちょっと疑問だったのですが、この調査を読んでやっぱり必要なものなんだなと思いました。
第12回 新しいメディアは乳幼児の育ちに何をもたらすか?[ベネッセ教育総合研究所 via オリコン]
(コンタケ)