Googleの監視の目は鋭い
皆さん、Googleアカウントはお持ちでしょうか。おそらく、大半の方はYesと答えられることでしょう。
では、ある日突然そのGoogleアカウントが停止されてしまったら...。そんな想像したくない事態に、アンドロイドに関するブログであるtappli blogさんは遭遇してしまいました。
こうなってしまった原因(と思われるもの)は、自分の息子さん(4歳)の裸の写真をGoogleのクラウドにアップロードしてしまったため。撮影した写真が、自動的にGoogle+に同期されるように設定していたそうです。
筆者は使ったことがないのですが、「インスタントアップロード」という名前の機能とのこと。
これが、児童ポルノに該当すると判断されてしまったのではないかと推測されています。公開はされていなかったそうですが、保存してあるだけでも検知に引っかかってしまったようですね。
さらに詳しい経緯や、その後の展開についてはtappli blogさんをご覧ください。大変参考になりますよ。
さてこの一件、よく考えてみると結構恐い部分があることに気づきます。それは、写真を公開せず、クラウド上にアップロードしただけでアカウントが停止されてしまっているという点です。
Googleの提供しているサービスは、そのほとんどがオンライン上にて行われています。そして、その多くでデータのアップロードができるようになっています。
例えば今回の一件のように、自分の幼い子供の裸の写真があったとします。これをGoogle+にインスタントアップロードするとダメというのは、先ほどの話から分かります。
では、これをバックアップようにGoogle ドライブにアップロードしたとしましょう。これも共有しない設定になっていたとしても、おそらくアウトでしょう。
遠く離れた親戚に写真を送るため、Gmailで送ったら。これもアウトになる可能性が高いです。Gmailはメールサービスですが、すべてグーグルのサーバーを通して送受信されるためです。
私たちは、何かしらの、Googleを挟まないデータの送信方法を用意する必要があるのかもしれません。
もっと恐ろしいのは、その写真が違反に当たることに気づいてすらいない場合です。ほうへん時事ネタまったりブログさんによると、ビーチで撮影した写真は違反と判断されるものになりやすいとのこと。
どうブログによると、Googleのポリシーでは
1.女性の胸の谷間がアップで写っている写真。
2.露骨な性的コンテンツヌード
3.性行為の画像、露骨な性的コンテンツを配布
4.営利目的のポルノ サイトへの誘導
5.プロフィール写真に、成人向けまたは不快なコンテンツ
などは、違反と判断されてしまうそうです。
家族や友人を撮影した写真がこのように判断される可能性も、否定はできません。恐いですね。
もはや、Googleが生活の一部となっている人も多いはず。しかし、写真や動画をアップロードする際は、細心の注意を払ったほうがよさそうです。
Googleアカウントを消されてしまった話[tappli blog]
Googleアカウントが停止になる!夏の写真撮影はご注意を[ほうへん時事ネタまったりブログ]
Pic[Google アカウント]
(コンタケ)