2012年には200万人以上の支援者から3億ドル以上もの資金調達を達成したオンラインファンド『キックスターター』、今年もその勢いは止まりません。
今回見つけた注目のプロジェクトは『ピクセル:インタラクティブLEDアート(PIXEL: Interactive LED Art)』と題されたデジタル額縁キット。額縁内には32×32ピクセルのLEDが内蔵されており、Androidスマホからの操作で静止画や動画を映し出すことができます。
解像度こそ決して高くはないのですが、それが逆にイイ感じの8bit感というかファミコン風のローファイな味わいを醸し出しているのが大きな特徴です。
それではさっそく大人も子どもも夢見がちな気分にさせられてしまう素敵なプレゼン動画(約4分弱)をご覧ください。
時間がない方や動画を見れない環境の方のためにも、動画の要約を続きでご紹介しましょう。
スマホから対応アプリにドット絵を簡単にアップロードでき、気分に合わせて様々な作品を楽しむことができます。あらかじめ用意されているドット絵のバリエーションも多いですし、自分で描いた絵もワンタッチで額縁に送信可能。なかなか飽きさせない作りになっていますね。
子どもでも簡単に使えるのでお子さんの作品をスライド表示したりするとリビングが明るくなりそう。
センサーも内蔵されていて、額縁の前に人が立った時だけ絵やメッセージを表示するなんてこともできます。個人的にグっときたのが下の画像のワンシーン。ちょとご機嫌斜めっぽい表情の女性が額縁を覗き込むと...
こんな小粋な演出、たまりません!
そしてこのピクセル:インタラクティブLEDアート、既にキックスターターでは調達目標金額の3倍を超える25,989ドルを集めることに成功し製品化への準備に入ったとされています。額縁に組み込まれた完成品モデルは2013年4月の発売、DIY用のキットモデルも年内には市場に投入する予定とのこと。
残念ながら現状ではスケジュールを優先するためにあえてiOS対応を見送っているそうですが、製品化が軌道に乗れば当然ユーザーの多いiOSへの対応も期待できるんじゃないかな。
ユーザーのアイディア次第でいろいろできそうな可能性を感じるところがなんとも夢があってイイなぁ〜と思うんですよ。
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PIXEL: Interactive LED Art [Kickstarter]
[ledpixelart.com]
(ワタナベダイスケ)