レティーナor非レティーナで揺れる新「iPad mini」。背景にサムスンか
どっちなんですかー！？
アップル製品の顔としてすっかり定着した感がある「iPad mini」ですが、その新型がレティーナ ディスプレイ（美麗画像が楽しめるディスプレイ）を搭載するかどうかで、情報が錯そうしています。
■7/31
レティーナ非搭載/CPU強化したiPad miniの内部資料をリーク
「ただし、実際に商品化されるかまでは確認できない」
■8/2
サムスンからの供給により、新iPad miniにはレティーナ ディスプレイが搭載される可能性を示唆
「アップルは様々なバージョンをテストするのが通例なので、レティーナ ディスプレイ版が本当に発売されるかは不明」
おいおい、たったの数日で真逆のニュースが出てきたじゃないか。これじゃわけワカメ！ と混乱してしまいますが、これには事情があるとウォールストリート ジャーナルがレポートしています。概要をまとめますと...
・アップルはライバルでもあるサムスンから、パーツの供給を減らす方針がある（サムスンはスマホの販売のみならず、パーツの販売をしています）
・iPad mini用のレティーナ ディスプレイは、シャープとLGからのみの供給でまかなう予定だった
・しかし足りないことがわかり、やむなくサムスンからの供給にサインした
なるほど、これなら辻褄が合います。つまりレティーナ ディスプレイの供給方法が決め切れておらず、オプションとして非搭載版もテストしていたのでしょう。
ウォールストリート ジャーナルはiPad miniが11月に発売されると予想していますが、もしそうならばすぐにでも生産に取り掛からなくてはいけません。つまり新iPad miniにはレティーナが搭載される、ということですが...
いやいや、ここはアップルの公式発表を 焦らず待った方がよさそうです。
iPad miniの前に、新iPhoneです！：
・「iPhone5S」発売は9月20日？ アップルの「規則性」から類推
[9to5Mac]
[ウォールストリート ジャーナル]
[テッククランチ]
(Pic)
（伊藤ハワイアン耕平）