「必聴」と「必見」という2つの単語。パズルゲームの説明に、必要な単語ではないでしょう。私も、ずっとそう思って生きてきました。しかし、しかーしです。それは、『ようかい体操第一 パズルだニャン』以外のアプリに限った話だったようです。
「必聴」と「必見」という2つの単語は、『ようかい体操第一 パズルだニャン』の説明には絶対に必要な単語です。
ざっくり説明すると、『ようかい体操第一 パズルだニャン』は、パズドラ風パズルゲームです。「ジバニャン」と呼ばれているピースを操作して消すだけ。パズドラと同じように、同じ色の「ジバニャン」を縦か横に3つ揃えると、「ジバニャン」が消えます。「ジバニャン」を素早く消したり、連鎖させると、コンボが発生。
ただ、パズドラのようにぐるぐると縦横斜めに「ジバニャン」を動かすことはできません。動かせるのは、縦横の隣のマスのみ。しかし、ルールが単純になっている分、気軽に遊べます。
ほのぼのゆるゆるパズル
パズドラライクのパズルゲームというと、パズルで敵と戦うものが定番。
しかし、『ようかい体操第一 パズルだニャン』はほのぼの系です。戦うべき敵はいません。黙々と、ジバニャンを消していくことになります。
...こんな風に書くと、面白成分が少ないと感じるかもしれませんが、安心してください。制限時間を示す体力ゲージの上に、ゆるゆる面白特設ステージが設置されています!
見たいけれど見るとゲームオーバー
面白成分となる特設ステージは、画面上半分。少年少女とジバニャンが、「ようかい体操第一」という、なんともゆるい歌に合わせて体操をしてくれます。このヘンテコな体操が、クセものです。体力ゲージは、画面下半分で「ジバニャン」を消していかなければ、情け容赦なく減少していきます。それでも、それでもです。歌と踊りが気になって、画面上半分を見てしまうハズです。
とにかく、歌詞がヘンテコで気になるし、体操もヘンテコです。特に、4番の歌詞と体操が危険です。4番がどれだけ危険なものなのかは、ぜひプレイして確かめてください。ズコーとなること間違いナシです。上半分だけ見ていると、すぐに体力がゼロになって、ゲームオーバーになってしまうので要注意ですよ!
体操を見ながら永遠に遊べる
ピースとなる「ジバニャン」には、体力を回復することができる「ハートマーク付きのジバニャン」、周りのジバニャンを一緒に消してくれる「ピカピカ輝いているジバニャン」、縦横一列のジバニャンがすべて消える「手裏剣マーク付きジバニャン」という特殊な「ジバニャン」も。上手く特殊な「ジバニャン」を消すことで、高得点を狙えます。
難易度は、キャラクターで変化。低難易度を選べば、体力ゲージの減少スピードが遅いので、ガンガンと「ジバニャン」を消せます。高難易度は、体操を見る暇なしのスピードモード。ガンガン体力ゲージが減っていきます。
最初に選べるキャラクターは、低難易度のジバニャンのみ。キャラクターは、パズルをクリアすることで、増えていきます。パズドラのようなスタミナという概念もなく、1プレイ4分ほどなので、いつでも好きなときに、サクっと遊べます。
ゆるいぞ!レベルファイブ
アプリのリリース元は、3DSで発売されている『レイントン教授』シリーズや『イナズマイレブン』シリーズでお馴染みのゲーム会社「レベルファイブ」です。最近は、スマホ向けの新ブランド「UNIPLAY」を立ち上げ、iOS/Androidアプリ『地球壊滅的B級カノジョZ 宇宙大戦』をリリースしています。そんなレベルファイブが、ここまでゆるいパズルゲームを作るとはちょっと驚きです。
『ようかい体操第一 パズルだニャン』は、同社の3DSソフト『妖怪ウォッチ』のスピンオフアプリなのですが、それでもゆるすぎです。4番の歌詞の自由度はゆるゆるすぎて、驚愕レベル。曲は選べないので、1曲のみでプレイすることになりますが、その1曲の歌と体操は必聴、必見です。このゆるさは、ぜひ体験して欲しい!
体操だけを見られるモードもあるので、歌と体操にハマった人も安心です。ちなみに、「たいそうをみる」モードの肉球アイコンは、押すと「ニャア」と鳴くので、ペシペシ押してみてください。
使用端末:SH-02E
OS:4.0.4
バージョン:1.00
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発売元:LEVEL-5 Inc.
更新日:2013年7月28日
価格:無料
対応機種:Android2.3.3以上
(さかまきうさろーる)