英語学習者としては、こんな感じに肩の力の抜けたツールが、欲しくなる時があるんですよね。
そろそろ、英語が話せるように復習でも始めてみようかという人も、本アプリなら楽しく身につけられると思いますよ。
何とも言えない存在感を持ったキャラ「ジェームス斎藤」がいい味だしてる『【最強】スラング英会話〜はじめの一歩編〜』なんですけど、かなり使えるアプリだったりします。
ところで、たまに「日本の英語学習法は間違いだ」なんて話を聞くことがあります。
でも実は、中学英語の勉強法でも、基礎学習法としては良くできていて、ただ単に英語の利用機会が少ないことが問題なだけだったりします。
高い教材を売りたいだけの宣伝にダマされちゃいけません。
今どき、ネット使えば、英語ネイティブとつながること自体は、実に簡単な時代。
日本人相手でも会話が苦手だ、というタイプでなければ、お金をかけずに英語力を磨くことなんて、そんなに難しくなくなりましたからね。
かといって、いきなり見ず知らずのネイティブと会話やチャットを楽もうと思っても、ためらってしまうのは無理のないこと。そこで、できればクリアしておきたいポイントは、大きく3つあると思います。
1. 語彙力(単語の知識量)が少ない
2. 文法の例外的な運用に付いていけない
3. スラング(慣用句や、若者言葉的なやつ)が分からない
1. は、ボチボチがんばってくださいという話。2. は、実戦あるのみ(大抵の場合、間違っても言いたいことは通じるし、誤解が生じても、英語に不慣れということで許してくれる)というわけで、本アプリでスラングを学んでおくというのは、一歩踏み出すのに大きな力になってくれるということなんですね。
問題の中にある「Listen」ボタンで、ネイティブ発音を確認することもできます。個人的に、ジェームス斎藤のカタコト発音を楽しみにしておりましたが、ここはマジメな作りにしてくれてますよ。
「Memo」ボタンでアーカイブしておいて、あとで見直すこともできます。
万年初級者、いつまでたってもカタコト英語の筆者も、がんばってやってみましたが、今まで聞いたことなかった表現に出会ったりして、感心しきり。
レベルをどういう風に仕分けているのか、基準がよく分かりませんでしたが、レベルが上がるほど、聞いたことのない表現にぶつかる確率が高かった気がしたので、それだけ使用頻度が低いという意味なのかも。
積極的にスラングを覚えようという中級者以上の方なら、低めのレベルの表現ついては、全部丸暗記で。さらなる高みを目指すなら、全レベル完全制覇が目標ということで問題ないでしょう。
収録されているのは、全部で100表現だけですので、筆者もがんばってマスターしたいと思います。
使用端末:iPod touch (第4世代)
OS:6.1.3
バージョン:1.0
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発売元:MIRACLE POSITIVE Co.,LTD
更新日:2013.7.13
価格:無料
対応機種:iOS 5.0 以上
(田中宏和)