ちょっとの工夫でスタミナが大幅にアップします
従来のケータイに比べてスマホでよく聞かれる不満がバッテリーの持ちの悪さ。最近の機種ではかなり改善されてきましたが、ハードに使った日などは残量の少なさに動揺したりもするものです。
スマホの電力が消費される原因はいくつもありますが、標準の設定で使っていると無駄なデータ通信が電気を食っていたりもするんですよ。特にプッシュ通知は最新の情報がスグに届く反面、通信の頻度が高いのでかなり電気を食います。
そこで今回は、アップルの公式サポートページの記述をもとに『iPhoneのバッテリーを長持ちさせるための通信量削減テク』をお届けしましょう。追加のアプリなどは一切不要で設定をいじるだけのお手軽テクを集めてみましたので、気になる所があればお手持ちのiPhoneでも試してみてくださいね。
メールのプッシュ通知をオフにしてみる
今や送られてきたメールが即スマホに届くのは当然のように感じますが、スマホユーザーならキャリアメールではなくGメールやiCloudなどPCと共用しているメールアドレスをメインにしている人も多いかも。そこで仕事中などPCの前にいる時にはスマホ側ではメールのプッシュ通知をオフにしてしまうのも消費電力の削減には効果的です。
やり方は、iPhoneの「設定」から「メール/連絡先/カレンダー」で「データの取得方法」を選択し、プッシュをオフにします。この際、メールを受信する頻度を15分からもっと長い期間まで選ぶことができるので、必要に応じて切り替えていくと良いと思います。
また、受信頻度を「手動」にすればユーザーが必要とした時にしかネットへのアクセスをしなくなります。極限までバッテリーの持ちを追求するのならコチラをどうぞ。
さらにカレンダーや連絡先の更新も手動にする
もっと節電を追求したいなら、カレンダーや連絡先のサーバーとの自動同期もやめてしまいましょう。これらもリアルタイム更新が便利なのは間違いないのですが、節電を意識するならば少しでも無駄な通信を抑えるのが得策です。
メールのときに設定した項目、「設定」から「メール/連絡先/カレンダー」にある「データの取得方法」から「詳細」を選択するとiCloudやキャリアのメール、Gメールなどのデータ取得を個別に設定可能です。
カレンダーなどをiPhone以外と同期していない人や、普段PCが近くにあるという人なら指定時間で受信するフェッチ、いっそ割り切って手動にしてしまうという手もアリかとは思います。
個別のアプリでもプッシュ通知をオフにできる
AppStoreからインストールしたアプリにもプッシュ通知のあるものは多いんですよね。これらのアプリも個別にプッシュ通知をオン/オフできるようになっているんです。
アプリ個別のプッシュ通知は「設定」の「通知」から切り替えることができます。LINEなどをリアルタイムでのコミュニケーション手段として活用している人は必要なアプリまでオフにしてしまわないよう注意しつつ、不要なアプリの通知は切っておくようにするとバッテリーの持ちが良くなりますよ。
今回は通信のプッシュ通知まわりについて紹介しましたが、スマホのバッテリー節約はアプリに頼らなくても様々な設定によって改善する余地がたくさんあります。ぜひ時間のあるときにでも見直してみてくださいね。
夏の高温もバッテリーにとっては天敵です!:
バッテリー - iPhone [Apple]
(ワタナベダイスケ)