スマホやタブレットにプラスする腕時計なんですね。
サムスンが新しいギャラクシー・シリーズのひとつとして発表したスマートウォッチ『ギャラクシー ギア』、そのプレゼン初登場の様子は速報として別の記事でご紹介しましたが、その腕時計型の小さな端末でいったいどんなことができるのか。
現在明らかになっている範囲でまとめてみたいと思います。
ディスプレイのサイズは?
まずディスプレイは1.63インチのスーパーAMOLED画面で、当然タッチ操作が可能です。解像度が高いような印象は受けなかったものの、この小ささで表示する情報にも限りがあるはずですし、それほど問題視されることもないでしょう。
音声や画像は扱えるの?
画面から見てリストバンドの反対側にはマイクが内蔵されており、ギャラクシー ギアを音声通話に使用することができます。
また『Sボイス』という音声アシスタント機能を備えていることも明らかにされました。Siriたん的な使い方に期待ですね〜。
カメラはベルト部分に埋め込まれ、撮影や画像メモを残したりといった用途に用います。ちなみに上の写真にもあるように、バッテリーの持続時間は25時間以上。日常利用で電池を気にする心配はあまりないみたいですね。
スマホやタブレットとのデータ連携は?
ギャラクシー ギア内のメモリに保存したデータは、ギャラクシー シリーズのスマホやタブレットと相互に互換性があるとされています。他メーカーの機種にも対応するのかは不明ですが、同時に発表されたSペン対応のギャラクシー ノート3と組み合わせれば今までのスマホとは全く違った使い方が期待できそう。
また、ギャラクシー ギア対応アプリも多数発表され、これらの多くもスマホとデータ交換可能となっているようです。
どうやらギャラクシー ギアは単体でスマホと同等のことができる端末ではなく、スマホと連携させることで価値を高めるタイプのスマートウォッチ。率直な感想として、従来のスマートウォッチとどのように差別化されるのか、ややわかりにくかったようも思えます。
詳細スペックとあわせて、今後さらに度肝を抜くような新情報が公開されるのを期待したいところですね。
・【速報】サムスン、スマートウォッチ『ギャラクシー・ギア』を発表【プレゼン画像あり】 #IFA2013
・スマートなペンがそなわり最強に。サムスン『ギャラクシー ノート3』発表 #IFA2013
(ワタナベダイスケ)