LINEって、どこまで行くんですかねえ。
およそ、スマホアプリでできる全てのことを、LINEで出来るようにしちゃおうとしているような。恐ろしい子...
本アプリ『pick(ピック)』は、ちょうど「Instagram」みたいに使える「LINEカメラ」だと思ってもらえれば、分かりやすいです。
なんて言うと、「それなら、別にインスタグラムでいいんですけど」と思う方もいらっしゃるでしょうが、洋物のサービスと違って、LINEならではの部分が、面白いところだったりするんですよね。
LINEのカメラアプリ「LINEカメラ」を使ったことがある人なら、『pick』が全く「LINEカメラ」そのものだということに気付くでしょう。
「LINEカメラ」を使ったことがなくても、使い方は、その他のカメラアプリと大きく違うところはありませんので、特に説明は不要だと思います。
スタンプが使えるというところが、やはりLINE、これぞLINE。
とは言いましたが、『pick』を立ち上げてすぐの画面「Hot pick」(タイムラインみたいなもの)を見ると、やたらにオシャレな画像が次々に投稿されていて、国際色豊かだってことにビックリするでしょう。
これはつまり、知り合い以外の人にも、そして世界中に写真を公開できる「LINEカメラ」というわけです。
インスタグラムと比べて、加工できるエフェクトが多いのも、ポイント高いところです。
さらに、一般的な洋物画像編集アプリの場合、特徴的なフォントで文字を入力できるようになっていても、日本語入力に切り替えたとたん、標準フォントしか使えないガッカリ仕様になっていることが多いんですけど、本アプリ、日本語フォントも充実していますよ。
「Facebook」「Twitter」「mixi」とも連携できますよ。
しかし、肝心のLINEに投稿できないという謎仕様なんですけど...(正確には、保存メニューから、画像データを共有する先にLINEを指定すれば大丈夫なんですけど、ちょっと面倒)
LINEカメラから、本アプリに投稿することは、簡単に出来ますので、LINEがメインという人は、「LINEカメラ」を使うのが良いかも。
「LINEカメラ」の場合は、撮った写真を知り合いにだけ見せるというのが基本なんですけど、本アプリは、せっかく撮れた傑作を、世界中の人にも見て欲しいというのが趣旨。
全然知らない外国人が、お気に入りハートマークを貼ってくれたりしますから、「タンブラー」や「インスタグラム」を使うほどガチじゃないんだよなあ、なんて人にも、手軽に使ってみて欲しいですね。
使用端末:HTC J One HTL22
OS:4.2.2
バージョン:3.7.1
--------
発売元:LINE Corporation
更新日:2013.9.15
価格:無料
対応機種:Android 2.2 以上
(田中宏和)