見えない星を見ようとして~スマートフォンをまたかついだ~(家で)
星が綺麗な季節ですね。今回紹介する『星座表』は、現在地から見えるリアルでバーチャルな星々(5000以上!)や星座群、さらには惑星群(水金地火木...)を堪能することのできるアプリ。
また、ちょっとした観光ツアー気分で惑星の様子を楽しめる「ツアー」といった機能もあり、天体が好きな人にはかなり楽しめる内容となっています。まずは動画をどうぞ。
現在地から見えるリアルな星空!
はじめに、現在地の設定をうながされます。東京と入力すると、早速広がる夜の星空。まるでスマホが望遠鏡になったように、スマホを上下左右あらゆる方向に動かすと、それにあわせて星空の様子も移り変わっていきます。
『星座表』というアプリ名通り、星空に点在する様々な星座にはその星座をイメージしたイラストがうっすらと表示されていて、さながらプラネタリウムのよう。
各地点をタップすると、その地点における、現在地からの距離(光年)や絶対等級や視等級、スペクトル分類といった細かなデータも表示してくれます。別に天体用語の解説をする記事ではありませんが、今調べた取って付けた知識で簡単に用語を解説すると...
視等級...上述の基準となる距離関係なく、その場から肉眼あるいは望遠鏡で見た場合の主観的な光度
近くで見れば超明るい天体(絶対等級)でも、そこから遥か離れた地球から見ればうすらぼんやり見える(視等級)的な...? ちなみに地球から152万km離れた太陽における絶対等級は4.83で、視等級は-26.8。近場で見たら一瞬で眼ぇ潰れんだろうな。といったデータを見ながら、色んな天体や地点を見比べるだけで時間を忘れます。
1タップで好きな星座・惑星に移動できる!
気ままな星空散歩に満足したらば、メニュー内の星や星座、あるいは惑星の一覧から気になる天体を選択すれば、ひとっとびで移動できます。筆者は謎の海王星フェチなのですが、フリック操作でグルグル回して、舐めまわすように見てしまいます。
ちなみに、画面上部にカレンダーのアイコンがありますが、ここから年月、時間を自由に設定し、そのときの天体の様子なんかも観察することができます。回転期間が短いものや長いもの、天体によって千差万別なので、色々転がして見てその様子を眺めるのも楽しそうだし、あるいは自分が生まれた年の星座の様子を見たりなんかもイイかもね!
「ツアー」で惑星に急接近。リアルな映像で理解を深めよう
もう一つ、魅力的なメニューとして「ツアー」というものがあります。これは、各惑星別に、まるで近くを遊泳しているようにリアルな映像を楽しめるものなのですが、圧巻ですね。データや画像として見たものとはまた違った表情・魅力が確認できるので、その分知識も深まります。
他の惑星を見てから最後に地球を見てみましたが、本当に様々な好条件が重なって、人類を始め種々の生物が存在できているんだなということをしみじみと感じてしまいました。まさに母なる地球ですね。
その他、ナイトモード切替やテキストサイズ調整、星座のイメージオン/オフなど、多様な設定項目も用意されているので、イメージがうるさければOFFにしたりと、自分の好みに合わせてカスタマイズするといいでしょう。
今回紹介したのは有料版ですが、無料版でもその実力を十分感じられるので、まずは無料版で試してから検討してみるといいかと。
使用端末:SO-02E
OS:4.1.2
バージョン:3.0.013
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発売元:Escapist Games Limited
更新日:2013年9月16日
価格:599円
対応機種:Android2.3以上
(斎藤栄孝)