少し前、畑や農園の育成ソーシャルゲームにハマっていたことがあります。筆者の周りにもハマっていた人がけっこういました。
ケータイの画面の中とはいえ、手間をかけて育てた野菜や果物が成長し、収穫できた時はすごくうれしかったものです。
そんな収穫の感動を、今度はリアルで味わえます。
リアルな園芸キットと連携するアプリ
「菜園コンシェルジュ」は、初心者向けの園芸グッズ通販サイト「花くらす*野菜くらす」で売っている、ビギナー向け「栽培キット」を使った野菜づくりを、収穫まで完全サポートしてくれるアプリです。
「菜園コンシェルジュ」に対応している栽培キットは現在5種類。
苗、土、肥料、プランターなどがパックになっていて、初めての人でも気軽に野菜づくりがはじめられます。
部屋の中で育てられるキノコや、ベランダや玄関先にも置けるかわいい麻袋のプランターで育てるジャガイモなどがあります。
栽培キットが届いたら、スマホに「菜園コンシェルジュ」をインストールし、商品と住んでいる地域などを登録して準備は完了。
収穫まで、地域や生育状況に合わせたお世話のアドバイスなどが、適切なタイミングでアプリに届くようになります。
お世話情報、育成日記、お手本写真...動物キャラたちと作るタイムライン
「菜園コンシェルジュ」の画面はツイッターやフェイスブックに似たタイムライン形式。
カバの執事をはじめいろんなキャラクターたちがタイムラインに登場して、今必要なお世話の情報を教えてくれたり、お手本写真を投稿してくれたりします。
スマホの新着通知機能にも対応しているので、ウッカリさんでもお世話のタイミング逃さず安心です。
もちろん自分で写真日記を投稿することもできます。
あとから成長の記録をニヤニヤしながら見返すのもガーデニングの楽しみのひとつ。「菜園コンシェルジュ」ならアプリから直接写真を撮って投稿するだけで、簡単に成長記録が残せます。
家庭菜園の本やサイトにも「植え付け○日目でこうなります」といった写真はよく載っていますが、問題なのはお手本写真と同じようにならなかった時。
理由や対処法はケースバイケースなので、ネットで質問したり電話サポートを利用しても、時間ばかりかかってなかなか適切な答えがもらいにくいものです。
その間に枯らしてしまった、なんて失敗談も良く聞きます。
でも「菜園コンシェルジュ」なら、写真を付けて質問を投稿するだけで自分のためだけの答えがタイムラインに届きます。
タイムライン形式とはいっても、他の人に公開されているわけではないので、「こんなシロウトくさい質問をして笑われないかな?」なんて心配もいりません。
初心者のうちは、葉の色がちょっと変わっただけでも不安になってしまうものですが、そんな小さな不安や疑問にも、難しい専門用語はナシで、やさしくていねいに答えてくれます。
収穫時期が近づくと、収穫した野菜を使ったレシピ情報も届きます。
収穫の楽しみが増えますね。
使い込むと新キャラやクーポンのごほうびが
「菜園コンシェルジュ」には複数のアドバイザーキャラが現れますが、最初から全員が出てくるわけではありません。
新しいキャラが登場するタイミングや条件はヒミツですが、とにかくアプリを使えば使うほど新しいキャラに出会えるチャンスが増えるので、毎日どんどん質問や投稿をするのがよさそう。
出現キャラを増やすとランクアップしてメダルがゲットできます。
ゲットしたメダルは「花くらす*野菜くらす」で使えるお買い物クーポンと交換できるので、育成にもますます気合いが入りそうです。
秋は野菜の植え付けシーズン。
「花くらす*野菜くらす」の「栽培キット」も、今ならアプリリリースを記念して安くなっているので、ベランダ菜園が気になっていた人は始めるチャンスです。
使用端末:Nexus7(2012)
OS:4.3
バージョン:1.0.1
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発売元:SHARP CORPORATION
更新日:2013.9.25
価格:無料(利用には対応する「栽培キット」の購入が必要)
対応機種:Android2.2 以上
(むらすぎあおい)