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皆さん、最近のガラケーの連続待受時間ってどのくらいかご存知ですか?
あまり大きく取り上げられてはいませんが、ドコモの最新ガラケー「P-01F」で約600時間、「N-01F」なら800時間もの連続待受が可能なんです。これは日数に換算するとなんと25日から33日以上にも及ぶ超ロングライフ。
最近のスマホの「3日ぶんのバッテリー(ドヤァ)」なんてのも、ガラケー先輩たちのスタミナに比べればしょせん10分の1ほどに過ぎないのですよ。
スペックの数字では2倍以上もスマホが上回ってるのに...
しかし、これらのガラケーが搭載しているバッテリーの容量は800~1010mAhと、2000mAh台が主流の最新スマホに比べて数字の上では実に見劣りするスペックのはず。
でもどうしてガラケーのほうがタフなの?
そんな疑問を『2013-2014冬春モデル 新商品・新サービス発表会』でドコモの説明員さんにぶつけてみましたよ。
ガラケーの電池持ちが良い理由をドコモに聞いてみた
-- スマホに比べて容量の小さいバッテリーながらガラケーの連続待受時間がケタ違いに優れている理由は?
「まず、ソフトウェア部分(Android OS)とハードウェア(端末本体)を作るメーカーが別々のAndroidと比べ、1メーカーで全てを作っているフィーチャーフォンのほうがはるかに最適化が進んでいます。そのため動作に無駄がなく、スマホに比べて容量の小さいバッテリーでも長時間の稼働が可能なのです。」
-- 最適化とは具体的にどんなことをしているの?
「メーカーが長年ノウハウを蓄積してきた機械的な最適化はもちろん、例えば通信にしても無駄なパケットを送信しないなど動作そのものも最適化されています。なにより省電力設計は日本メーカーの得意分野でもあります。」
-- スマホ級の大容量バッテリーを積まない理由は?
「あえて容量の小さいバッテリーを搭載している理由もちゃんとあって、特に大きなメリットとしては、大容量バッテリーよりも充電にかかる時間が短くて済むという点が挙げられます。」
「ガラパゴス」ならではの強みを再評価しちゃったり
今回はドコモに聞いてみましたが、ガラケー界の人気機種でもあるauの『グラティーナ』も連続待受時間が約710時間と、やはり30日近いロングライフ。各メーカーとも最適化をかなり進めてきていることがわかります。
スマホの普及が進んできたことで押され気味のガラケーではありますが、細かいところをシッカリ見ていくと、スマホにない長所がまだまだ見つかるかもしれませんね。
2013年冬モデル、各キャリアのガラケー大集合:
・赤外線は死なず!auが新型ガラケー『グラティーナ』発表
・au新ガラケー『マーベラ』は(なぜか)スマホ級の爆速CPU搭載! [au2013冬モデル]
・auだけじゃない! ドコモも「ガラケー」を発表! さあ、パカパカしよう!
・パナソニックの最新ガラケー『カラーライフ4』&シャープ『プレミアム10』[ソフトバンク2013秋冬モデル]
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(ワタナベダイスケ)
RSSブログ情報:http://www.tabroid.jp/news/2013/10/dcm13w-battery.html