こういう洋ゲーもあるんだ。
秋といえば読書、食欲とありますが、「ホラーゲーム」の秋も忘れてはなりません。
今回紹介する『Eyes-the horror game』は、高グラフィック、臨場感あふれるサウンド、恐怖心をあおる独自のシステムなど、全てが高いレベルで完成されたホラーゲーム。とくに、一定時間、洋館を漂う幽霊の主観になることができる「Eyes」というシステムはヤバいです。プレステのホラーゲーム「サイレン」でも、似たようなシステムがありましたね。
トップの時点で、ピアノの不均律な単音がポロンポロン鳴り、不安を掻き立てます。早速、「Play」をタップ!
洋ゲーですが、セリフも説明も皆無に等しいので、英語力は殆ど必要ありません。洋館内の、銭の入った袋を20袋ゲットして脱出しよう、というのがおおまかな内容。画面左下の仮想スティックで移動、画面内任意の場所を指で動かすことで方向転換、というのが基本操作。後は、気になるポイントをタップしていくという感じですね。
ヒュウヒュウ隙間風吹いてるし、全体的に薄暗いし、突然どこかでカラーン! とかもの落ちたりするし、これは怖い! いちいち身をビクッと弾ませてしまいます。
うわぁ、この洋館の歴代当主の写真でしょうか。ありがちですが、怖い...。
しばらく探索していると、袋をゲットしました。こんな感じで、あちこち探索しているうちに、
「RUN!(走れ!)」と真っ赤な警告。幽霊が近づいているということですね。もと来た道へ戻っていると、猛スピードで幽霊がやってきて、死亡。いやあ、「幽霊」と言葉で見るとつい軽んじて見てしまいますが、付近がガタガタ揺れたり、風が強くなったりといった演出の後、突然、これが出てくるというのは、分かってても怖いです。
と、ゲーム内容や操作方法などは上述通りなのですが、忘れてはならないのが「Eyes」機能。洋館の壁に時折、目のアイコンがあります。これをおもむろにタップすると、
こんな感じで、幽霊が今現在、どこを浮遊しているのか、どこに向かっているのかが、幽霊視点で確認できます。その際の視界も、けっこううすらボンヤリとしていて、ゾーッとくるものがあります。近くでフワフワしているようなら、一目散で逃げましょう。
と、そんな感じで、館もののホラーゲームは王道中の王道で自分も好きですが、けっこう細部にまで作りこまれていて、良ホラーゲーだと思います。寝るのが惜しい秋の気持ちいい夜は、本アプリをお供に過ごしてみるのもいいかもしれません。
利用時間:2時間ほど
使用端末:SO-02E
OS:4.1.2
バージョン:2.0.3
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発売元:Paulina Pabis
更新日:2013年9月20日
価格:無料
対応機種:Android2.3.3以上
(斎藤栄孝)