Googleより、新しいニュースアプリ『 Google Play ニューススタンド』(以下「ニューススタンド」表記)がリリースされました。『Googleカレント』(レビューはこちら)に続くGoogle製ニュースアプリですね。
今年の7月、Googleリーダーがサービス終了したのは記憶に新しいできことですよね。『Googleカレント』も日本ではあまり流行ってる感じもなく、「Googleのニュース」は存在感が薄い状態でした。
果たして、この「ニューススタンド」は新たなニュースアプリの定番となるのでしょうか。ここは一つ、大人気ニュースアプリ『スマートニュース』(レビューはこちら/以下「スマニュー」表記)と比べてみましたよ。
起動画面
両アプリの起動した画面を比べてみましょう。まずは「ニューススタンド」から。
最初にトップニュースが2件表示され、さらに見たい場合は「その他のニュース」の部分をタッチすると一覧が見れます。
一方、「スマニュー」の起動画面がこちら。
「ニューススタンド」と違い、ボタンをタッチすることなくトップニュースが一覧で見れます。また、最近では天気もみれるようになりましたね。
見栄えの点では「ニューススタンド」の方がかっこいい感じなのですが、一覧を見るためにワンタッチ必要な点がマイナス。「スマニュー」の方が見やすいと思いました。
カテゴリー分け
ニュースにも、芸能からテクノロジーまで、さまざまなジャンルがあります。人によって、興味のある分野はさまざまですよね。
両アプリが、どのようにニュースのジャンルをカテゴリー分けしているのか見てみましょう。
「ニューススタンド」は、「企業」「エンターテイメント」「スポーツ」「技術」「世界」の5ジャンルに分かれおり、タテに長くスクロールすることで見ていきます。
一方、「スマニュー」はカテゴリーが非常に多いのですが、上部にあるタブですぐに切り替えられます。また、タブは並び替えと削除も簡単。
「ニューススタンド」は、ジャンルの削除もできないようです。ここでも、「スマニュー」の方が優れている感じ。
速度
では、ニュースを読み込む速度に関してはどうでしょうか。
「ニューススタンド」は、起動したあとにちょっとだけ読み込めば、すぐにトップニュースが表示されます。ただし、他のニュースアプリと同じく、一つ一つのニュース記事の読み込みに時間がかかってしまいます。
一方、「スマニュー」は最初の起動時に長めの読み込みがありますが、一度起動してしまえば大人気機能「スマートモード」でサクサクっと読んでいけます。
やはりこの点でも、「スマニュー」の方が上かな...という結論に。
その他、「ニューススタンド」にはRSSを読み込ませる機能なんかもあったりするんですが、『Googleカレント』をある程度改良した程度の印象。
なかなかいい感じなのですが、はやり「スマニュー」が圧倒的過ぎました。ニュースアプリ界のナンバーワンは、しばらく入れ替わりそうにありません。
「ニューススタンド」もこれから改良されて、さらに使いやすくなってくれることを期待したいですね。なお、本アプリのiOS版は来年リリースされる予定とのこと。
(コンタケ)