画面上に表示されているアプリ以外で、裏で動くものをキル(停止)するアプリというのはマーケット上でもかなり多くみかけます。実用性やデザイン性など、様々趣向をこらしたものがあり、ユーザーも求めるところが違うでしょうが、今回紹介する『Memory Reboot』は、その両面でレベルの高いアプリだと思います。
カラフルでシンプルなデザインに、オートキルや一定のメモリ消費パーセンテージに到達したらキルなどの細かな設定項目などが用意されており、これまでの「タスクキラー」のイメージとはちょっと違ったアプリになっています。公式動画があるのでどうぞ。
さっそく使い方を紹介したいと思います。
画面中央の円グラフがメモリの使用量。この画面で言うと、全メモリの64%が使用中ということになります。で、この円グラフをおもむろにタップすると、タスクキルがされ、メモリーが回復するというのが本アプリの基本。
画面左上の数字をタップすると、現在稼動中(=Active)のアプリ一覧を見ることができます。使用量が多いアプリから順に表示されるので、効率的。たいした内容ではなかったり、使うことなんかほとんどないアプリのになぜか常駐してメモリを喰うものなど見つかるかもしれないので、アプリをけっこう入れてる人はチェックしてみてください。
画面右上の設定マークをタップすると、自分で設定したメモリ使用パーセントに達したらオートでキル、画面オン/オフ時にキル、設定した時間(分単位から設定可能)ごとにキルと、様々な自動キル機能も設定可能なのでかなり実用的ですね。その際、通知(ステータスバーかポップアップ)させることもできます。
ホーム画面からいつでも気軽にキルできるウィジェットもあるので、ちょっと端末が重いかなと思ったときに一瞬で軽くできる点も非常に嬉しいです。
最近のスマホは高スペックの端末がほとんどなのであまり重く感じる機会も少ないかもしれませんが、けれどだからといって裏で動いていると気持ちのいいものではありません。今回紹介したのは有料版ですが、無料版もリリースされているので、まずそちらで実力をチェックしてみてくださいね。
使用端末:SO-02E
OS:4.2.2
バージョン:2.1.2
--------
発売元:99 estudio
更新日:2013年12月2日
価格:99円
対応機種:Android2.2以上
(斎藤栄孝)