140108fria01.jpgある意味でガジェットの王道ですよね。こういうの。

現在ラスベガスで開催中のIT機器ショー『CES2014』からは続々と最新ガジェット情報が届いてきていますが、けっこう「技術力の無駄遣い感」あるプロダクトも多いんだよなぁ(好きだけどね)。

この『FLIR ONE』も、そんな使途不明なグッズのひとつ。温度を可視化するサーモグラフィ・カメラをiPhoneケースに搭載してしまったというシロモノです。

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サーモグラフィと聞いてもイメージの沸かない人もいるかもしれませんが、暗視カメラなどで見られる温度の高低差で色分けされた映像がそれに当たります。

このケースでは背面にある2つのカメラと専用アプリを用いてそれを撮影できるというわけですね。



そんなサーモグラフィですから、まず日常生活で使うことはない機能だと思いますけど、YouTubeにアップされているFLIR ONE公式動画には利用シーン(?)らしきものがいくつか取り上げられています。例えば、

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おっと! 暗い夜道に突然トナカイが飛び出してきた!

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真っ暗な道路をなぜか無灯火のクルマが迫ってくるぅ〜っ!

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も...もう、ここまでくると木陰にいる人はみんな不審者にしか見えないッ!

...といった具合です。怖いですね、日常生活って。


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そんなわけで、日常の闇に潜む脅威から身を守るにはFLIR ONEが必要だということがおわかりいただけたはず。まだ市販はこれからですが、公式ウェブサイト上では予約が可能となっており、価格は350ドル未満で今年春頃の出荷予定とのこと。

日本に発送してくれるのかは定かではありませんが、「これは絶対必要だ!」と感じた方はゼヒ開発元にコンタクトを取ってみてください。


[FLIR ONE personal thermal imager by FLIR]

(ワタナベダイスケ)

 

RSS情報:http://www.tabroid.jp/news/2014/01/predator-iphone-ces2014.html