今でこそ『ゼロ・グラビティ』みたいな超美麗なCG映画も一般的になったものの、20世紀末の3DCGといったら...そりゃあ今の目から見たら荒削りなモノでしたよねぇ。でもそんなCGに未来を感じて、みんなゲーセンではバーチャファイターなどの筐体にコインを突っ込んでいたものです。
そんなローポリゴン世代感涙のカメラアプリが『アートカメラ トライグラフ(TRIGRAFF)』。撮った写真をポリゴン風に三角面分割してくれちゃいます。バーチャで育った僕らには必殺『鉄山靠(てつざんこう)』クラスの衝撃ですよ!
アプリの操作手順はシンプルでわかりやすくできています。まずはカメラで『TAKE』(撮影)するか、スマホに保存されている画像を選択。そして位置と大きさを正方形に収まるよう調整して『MAKE』をタッチするだけ。
すると、上のようにポリゴン風の画像ができあがります。
もし一発で気に入った画像にならなかった場合は、ポリゴン分割の細かさとランダムな面分割を調整してみましょう。
面分割を細かくしたほうが、元画像の再現率は高くなりますね。しかしローポリな味わいも捨てがたい。また編集画面下側の数字をタッチすることで、面の分割をランダムに変更。これによっても絵柄がだいぶ変わってきますよ。
そうそう、この記事冒頭の画像『バーチャファイターごっこ』も、画質を細かくすると『バーチャ2』くらい(?)にはなります。
調子に乗ってさらに遊んでみましょう。お台場ガンダムもポリゴン化すると、どことなくセガサターンなクオリティに。なんという戦慄のブルー感。
ちなみにアプリ標準の状態で、保存/SNS共有のできる画像サイズは320×320、640×640ピクセルの二択ですが、アプリ内課金で100円支払うことで最大3264×3264ピクセルまでの大きなサイズで保存が可能になります。
すぐに使えて無料でも充分満足できるアプリ。身の回りのものを撮影して、ポリゴン化してみると思わぬ発見があるかも〜?
使用端末:iPhone5(OS:7.0.4 バージョン:1.0.2)
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発売元:Kazuyuki Okamoto/更新日:2013年7月13日/価格:無料/対応機種:iOS 5.0 以降
(ワタナベダイスケ)