いわゆるアラサー世代の方なら、スーファミ時代の「ファイナルファンタジー」(以下:FF)シリーズに思い入れのある方がきっと多いでしょう。ゲームプレイにストーリー、それに天野喜孝さんの絵と植松伸夫の音楽。すべてが神がかっていましたね...。
「ああ、あの頃に戻りたい。いや戻れなくとも、よしんばもう一度体験出来れば...」
なんていうオッサンオバちゃんにガチ朗報、ヤングにとっても電撃ニュース。現在、FF作品のデジタルサイネージ広告が渋谷駅に大々的に展開されていますよ!
「ファイナルファンタジーIV ジ・アフター -月の帰還-」編
山手線からハチ公側に改札を降りた瞬間...「え、FF? 手前はセシルで... 奥にいるのはマッシュ?」
これは『ファイナルファンタジーIV ジ・アフター -月の帰還-』に出てくるらしい、セシルの息子さんですね。(未プレイ)
デジタルサイネージですから、少し暗くなっても大丈夫。てか天野絵かっこよすぎ。
「ファイナルファンタジー6」編
109側は先日リリースされた『ファイナルファンタジー6』(DLはコチラ)がメイン。
手前は、スタートボタンを連打してスロットを合わせる(みんなもやったよね)セッツァーと、レベル99でホーリーを覚える(うろ覚え)セリス将軍。ゲーム後半の主人公ペアですね。
こちらはカイエンとウーマロ...じゃなかった、ガウですね。
子を亡くした前者と親に捨てられた後者のペアは、オッサン世代に何かを問いかけているようのでしょうか...
そしてこちら、FF6と言えば外せないヒロインのティナ、主人公のロック、そしてラスボスのケフカ。
3人とも崩壊後のイベントが印象的でしたよね。ティナはひきこもっちゃって、ロックはレイチェルがフェニックスに... あ、自分ちょっと泣いていいですか?
サイネージ下部には、ゲーム画面が公開されています。
「リファインされたドット絵は綺麗だな~」と思う前に、「あ、魔列車だ。メテオストライクかけてひとしきり笑ったら、フェニックスの尾で一撃死さ~せよ」とウン十年前の記憶が蘇ります。
他にも、世界崩壊前に戻れるバグの舞台でもある(←豆知識)オペラ座の場面なんかも公開されてました。オルトロスタソー!
アプリ版『ファイナルファンタジーIV ジ・アフター -月の帰還-』と『ファイナルファンタジー6』の本広告、いつまで続くかは不明ですのでファンなら早めに足を運んでみてはいかがでしょうか?
ちょっとした美術館気分が味わえます。というか、泣けます。
(伊藤ハワイアン耕平)