タバコで会話とはオツですな 通話できる「電子タバコ」に電話機の新たな可能性を見た
一人芝居に見えなくもなさそうですが
皆さん、電子タバコというものをごぞんじでしょうか。ペンのような形の筒の中にさまざまなフレーバーを入れ、その蒸気の味や香りを楽しむというものです。
オランダの電子タバコメーカーSupersmokers Clubでは、今までにない新しい電子タバコを開発しました。商品名は、『Supersmoker Bluetooth（スーパースモーク ブルートゥース）』（販売ページ）。
名前の通り、Bluetooth（無線接続）でスマホと接続して使用します。スピーカーとマイクが内蔵されており、スマホにかかってきた電話に出ることができるというのものだそうです。
ヘッドセットなどを使って、スマホを持たずに通話している人がときどきいますよね。あれを、電子タバコでできるというわけです。これは、なかなか画期的かもしれません。
もし電子タバコを吸っている時に電話がかかってきたら、一度タバコを吸う事を止めなければなりません。さらに、片手に電子タバコ、片手に電話機というなんとも面倒な状況になってしまいます。
しかし、本商品であれば、それらの問題点は全て解決です。吸うことを止める必要もありませんし、両手がふさがることもありません。
最初見た時は「なんじゃこりゃ」と思いましたが、よく考えてみると実に合理的な商品なのではないかと思いました。
ただし、電子タバコも通話機能も知らない人から見れば、「ペンのようなものをくわえて一人でブツブツしゃべっている人」となってしまいます。使う時は、周りの状況をよく見たほうが良さそうですね。
価格は79.95ユーロ（約1万1,000円）。少々お高い感じもしますが、電子タバコ＋通話のわずらわしさを考えればありかもしれません。
Supersmoker Bluetooth[Supersmokers Club via Engadget Japanese]
（コンタケ）