アメリカでパンデミックが起きると人類が総ゾンビ化する、これはもう常識だよね?
数多の映画やゲーム作品で描かれてきたゾンビ的人類滅亡パターンをスクエア・エニックスがスマホゲームにしたのが『デッドマンズクルス』、グラフィックに定評のある同社が作っただけあって映像がメッチャ気持ち悪いです。
ハンパな気持ちで挑戦すると「おえっぷ」ってなりますよぉ〜...(経験済み)。
なにしろ舞台は人類の99.5%がゾンビ化した世界。元一般人からリンカーンやナポレオンといった歴史上の偉人までがゾンビとして登場です。思わず「それはギャグで言っているのか...?」と言いたくなりますが、下の公式動画を観ればそんなこと言ってられない状況だってことがおわかりいただけるかと。
『都市ハント』でゾンビを銃撃! そしてゲット...(冷汗)
ゾンビ都市で生き抜くには、街をうろつくゾンビ(デッドマン)を銃で撃ち殺す必要があります。ちなみに、この『都市ハント』パートはアクション要素が強くてけっこうハマれる。
画面タッチでスコープを覗いたら、左手で照準を操作して右手でシュート。どことなくスマホゲーム版『ロボコップ』を思わせる操作感。
1回のハントには60秒の制限時間があり、実にスマホらしい短時間でサクっとスリリングに楽しめるゲームとなっています。
画面上の矢印を頼りにゾンビを見つけ、狙い澄まして射撃。完全に時間制でヒットポイントの概念はありませんが、残弾ゼロからのリロード時と敵の攻撃を受けた際にしばらく動けなくなるのには注意して。
60秒が過ぎると、倒したゾンビたちをカードとしてゲットできます。ゾンビなんて欲しくなくても自動的にゲットです。でも、これらのカードはクエストやアリーナで使うから大切ニシテアゲテネ!
クエストや対人戦では自動カードバトル
ストーリーを進めるには、ハント以外のクエストもクリアしていかなくてはなりません。じっくりと進めつつ、物語の核心に近付いていきましょう。
これらはパズドラなどにも見られる「行動力消費型のクエスト」ながら、ここでも滑らかにスクロールする良グラフィックが恐怖心を煽りますぞ。
また、クエストでの戦闘はハントしたゾンビをデッキ編成して戦うカードバトル方式。フルオート進行なので時間がない人は早送りしてもOK。
もちろん勝利のためには強力なゾンビをゲットしたり、合成や食事などでの強化も欠かせません。
ここでちょっと面白いのは、ゾンビが非常に雑食で何でもよく食べるということ。拾ったものはどんどん食べさせると能力が伸びていきます。
ちなみに靴(スニーカー)を食べさせたらゾンビの素早さが上がりました...。なんでや。
また、カードバトルには異様にテンション高い司会者がいる対人戦のアリーナも用意されており、勝つことでポイントが溜まっていきますよ。人口が0.5%にまで激減した世界のわりには意外と皆んな楽しそうに暮らしてるのかも。
まあ、なにはともあれゾンビも人間もスクエニの美麗グラフィックで元気いっぱいの『デッドマンズクルス』、大手メーカーの基本無料ゲームということでゲームファンなら一度試してみてもいいかも。あ、グロいのやゾンビが苦手な人にはオススメできないね...。
使用端末:iPhone5(OS:7.0.4 バージョン:1.0.1)
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発売元:SQUARE ENIX Co., Ltd./更新日:2014年2月13日/価格:無料/対応機種:Android 3.0 以降、iOS 5.0 以降
(ワタナベダイスケ)