もう3月も後半にはいり、卒業シーズンの到来です。
「私が学校を卒業したころは、どんなこと考えていたんだっけ?」ふとそんなことを思ったのですが...残念ながら、さっぱり思い出せません。
まぁ、いまよりも何にたいしても熱く真っ直ぐに考え、想いをぶつけていたことは間違いありません。
そんなことを考えていたら見つけたのがこの『Clip(クリップ)』というアプリです。
ARを利用して、ビデオメッセージを身の回りの物に添えて、大切な人に贈る。というのがこのアプリの利用目的になるのですが、なんかこれって、昔なつかしい「タイムカプセル」みたいな使い方ができそうだな! と思ったのでレビューします。
プレゼントにビデオを添えて贈る(本来の使い方)
ARと聞くとなんか難しそうですが、いたってかんたんに作業できます。
- ビデオを撮影する。(ビデオメッセージ用)
- 写真を撮影する。(AR起動トリガー用)
これだけです。しかもアプリ起動から一連の流れで作業できるので、いっさいまよう必要なし、最大30秒のARビデオメッセージが作成できます。
あとは保存された動画を左にスワイプすると出てくる、まん中のマークをタップするとメーラーが立ち上がるので、タイトルと本文を修正して、贈りたい相手に送信すれば完了です。
メールを受け取った人は、記載されているURLか、QRコードからメッセージビデオを受け取ることができます。
受信者のスマホに『Clip』がインストールされていない場合も、遷移先からダウンロードできるので、問題ありません。
あとはスマホのカメラでトリガーになっている画像と同じものをスキャンすればメッセージビデオを再生することができます。
文章だけで想いを伝えるのは、なかなか難しいものです。
そこでビデオメッセージを添えれば、より想いが伝わりやすくなるでしょう。
メッセージビデオをタイムカプセルにしちゃえ!
やることは上で紹介したのと同じ、アプリの指示にしたがってビデオ撮影→写真撮影、で終了。
今回はタイムカプセルなので自分用です。メールは送りません(誰かに送ってもいいのですが)、アプリ内に保存しておく。
卒業式で同級生達とビデオを撮影して、ARトリガー用として校舎や校門を撮影すれば、数年後の同窓会などで訪れたときに『Clip』で当時のようすが見れます。
初めて社会人になる意気込みや将来の目標を自我撮りでビデオ撮影、ネクタイなどをトリガーとして撮影、月日が経ってもいつでも初心を思い出せます。
わたしもこのTABROIDでライターとしてスタートしたばかり、いつまでも初心を忘れないように『Clip』で今の想いを残しておこうと思います。
この『Clip』一連の流れでARビデオが撮影できるのは良いのですが、できれば動画と写真を別々に撮影・保存して、あとで組み合わせられるような機能があると、もっと良いかもしれません。
使用端末:iPhone4s
OS:ios7.1
バージョン:7.1
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発売元:Warld Limited
© Warld Co., Ltd.
更新日: 2014年2月25日
価格:無料
対応機種: iOS 6.0 以降。iPhone、iPad および iPod touch 対応。 iPhone 5 用に最適化済み
(トムっちょ)