iPhoneにあってMacにない機能、それは電話。もちろんFaceTimeやスカイプは使えるけど、携帯電話としての通話はiPhoneやスマホに任せっきりです。でもスマホと無線接続して、Macを「スマホのでっかい子機(?)」にする方法があるんですよ〜。
必要なのはMacアプリケーション『ダイアローグ(Dialogue)』(700円)だけ。これさえ入れておけばiPhoneはもちろん、AndroidやWindows Phoneの端末でも利用できます。
その利用スタイルは、公式動画を観ればおわかりの通り。スマホが着信した電話にMacで応答したり、逆にiPhoneに一切手を触れることなくMacから電話をかけることもできちゃいます。スマホとMacはブルートゥースで無線接続されるのでケーブルも不要です。
これを読めばカンタンに設定できるよ!
それでは、毎度恒例アプリケーションの設定方法をご紹介。とは言っても、スマホ側ではアプリインストールや設定は一切不要。意外とカンタンに設定できます。あらかじめスマホとMacのブルートゥースをオンにしておくのだけお忘れなく。
Macのメニューバーに常駐するダイアローグのアイコンから「接続」を選べばブルートゥース機器の検索が始まります。しばらく待てばスマホやiPhoneが検出されるので、接続したい端末を選んで「選択」ボタンを押すだけ。
メニューバーアイコン内部にスマホの名称が表示されていれば接続OKです。
電話の着信と発信を試してみたよ!
電話がかかってくると、スマホの動作は普段と全く同じながら、Macのデスクトップにも着信を知らせるメッセージが表示されます。もちろん「応答」すればそのままMacで通話できますよ。
逆にMacから電話を発信するには、Mac内の連絡先を検索、あるいは電話番号を直接入力して「Call」をクリック。この場合も接続されたiPhone等のスマホを経由して携帯電話回線に繋がります。
気になる通話品質ですが、Mac内蔵のマイクとスピーカーを使っているので音質はスカイプ等のボイスチャット相当と考えてもらっていいです。ただし我々がテストした環境下では相手の声が1秒以上遅れて聞こえる(遅延)のがけっこう気になりました。
通話の実用性にはやや疑問符がついてしまいましたけど、パソコン画面に着信通知が表示されるのは便利そうですよね。
「仕事中はMacに向かっている時間が多い」なんて人なら、うっかりボスからの電話に気付かなかった〜なんて事態を予防できますよね。とぅるるるるるるー。
使用端末:iPhone5(OS:7.1)MacBook Air(OS:10.9.2)
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発売元:Emiel Janson/更新日:2014年1月3日/価格:700円/対応機種:OS X 10.8 以降、64ビットプロセッサ
(ワタナベダイスケ)