現在Googleにて、今までにない全く新しいスマホの開発が進められています。名前は、プロジェクト「Ara」(アラ)。
「アラ」には2つの大きな特徴がありまして、
・最低5,000円で購入できる
というものになっています。パーツの組み合わせを実践している動画がありますので、ぜひご覧ください。
なんだか、すごそうじゃありませんか。もう少し、具体的に見てみましょう。
ハンドメイド・スマホ
「アラ」は、中心部に複数のパーツを取り付けることで1つのスマホになる、ハンドメイド式となっています。
パーツにはスピーカーやカメラ、バッテリーといったスマホの部品があり、これらを自由に組み合わせることができるという仕組み。いらない機能は好きに削れますし、逆にバッテリー2個搭載なんてこともできます。
さらに、専用のものを作れば、なんでもつなげるようになるでしょう。例えば温度計とか、空気汚染センサーとか...。まさに、「自由」なスマホなのです。
まるで、合体ロボのような仕組みといえるでしょう。
価格は5,000円から
「アラ」は、なんと一台5,000円から購入できると公式に発表されています。信じられない値段ですね。
ただし、これはあくまでも一番安い構成で作成した場合。一番安いディスプレイに、何のパーツも付けていないような状態のことを指しているのだと思われます。
おそらく画面はすごく荒いでしょうし、バッテリー容量も極小、スピーカーやカメラもついていないかもしれません。並のパーツを組み合わせれば、並の値段にはなるでしょう。
しかし、いらないパーツを削ることで、既存のスマホと同レベルのものが安く買える可能性は大いにありえます。自分にとって必要な部分だけを、集中して高価なパーツにできるというわけですね。
「アラ」は、「自分用スマホ」が作れる、夢のプロジェクトなのです。
まだまだ開発中であり、いつ発売されるかは分かりません。しかし、大いに期待できるプロジェクトではないでしょうか。楽しみですね。
グーグルのDIYスマホ「Ara」、開発者用キット公開
グーグル、パーツを自由に組合わせるスマホ「Ara」に本腰。50ドル(約5000円)での発売を目指す[ギズモード]
(コンタケ)