こどもの頃、夢中になって遊んでいたレゴブロック。
箱に描かれたレゴの完成写真が格好良くて、家の手伝いをしてやっと買って貰っても、幼い私には思うように作れなかった記憶があります。
それでも組み立てるのが楽しくて、幼いながらに試行錯誤しながら少しでも完成写真に近づけようと奮闘していました。
思うようにいかない時の挫折感、うまくいった時の達成感、ここのブロックの色は絶対に赤だ!というような変なこだわり。そして限りあるブロックで作り上げる上で必要になる妥協など、レゴブロックには色々なことを教わりました。
そしてレゴでは、車や飛行機といった物だけでなく、警察署、消防署、お城やアパートに一軒家といった様々な建物まで用意されていて、本当にひとつの街が作れます。(もちろん、そんなにたくさん買ってもらえませんでしたが...)
そして色々な職業の人形もあることから、ブロックを完成させたあとに想像を膨らませて、レゴで作った街のなかで遊んでいたものです。
そんな昔懐かしい思い出を思い起こしてくれたのが『LEGO City My City』、まさしくレゴで作られた街の中で、警察官や消防士、海上保安庁やレーサーなど色々な職業を体験できる7つのミニゲームで遊べます。
対象年齢は5~12歳ですが、各ゲームには3段階の難易度が用意されているので、大人でもレゴシティの世界に浸りながら十分に楽しめます。
かわいいキャラ達の暮らすレゴシティを満喫
遊べるミニゲームは全部で7つ、どのゲームも開始時とクリア時にかわいいキャラ達のミニコントショートアニメが見られるので、いっそう深くレゴシティに入り込むことが出来ます。
もちろんショートアニメはスキップも出来ますが、セリフが無いにもかかわらず表情豊かなキャラ達が楽しくて、私は何度でも観てしまいます。
各ミニゲームではゲーム開始後に左下の停止ボタンをタップすることで、操作方法をイラストで確認することができます。
逮捕する瞬間のアニメーションが楽しい
マップ画面の一番手前の公園には、どろぼうが逃げ込んでいますので、警察官になってどろぼう逮捕に向かいましょう。
ここでは、画面内のどこでも長押しすることでコントローラーが現れ、そのまま進みたい方向にスライドさせると、警察官が移動します。
どろぼうの近くに着いたら「逮捕ボタン」をタップすると、どろぼうに飛びかかり逮捕しますが、この時警察官は正面にジャンプするので、どろぼうの位置が左右にずれていると空振りします。
普通に移動している最中に警察官とどろぼうが重なっても逮捕するので、「逮捕ボタン」を使わない方が逮捕しやすいです。
逮捕する瞬間は、警察官とどろぼうをモヤモヤ(土煙?)が包みこみます。(そう!むかしマンガやアニメでよく見たやつです)
もうなにからなにまで懐かしくて嬉しくなっちゃいます。
飛び散るレゴにハマる
公園の右側の交差点付近では、脱獄した囚人が車で逃げています!パトカーで追いかけて一刻も早く捕まえましょう。
ここでは、スマホを傾けた方向にパトカーが曲がるので、対向車や障害物を避けながら、前を走る逃走車を追いかけます。
途中、道路上のコインを拾うとスピードがアップするので、積極的に拾いながら、逃走車に一定距離近づけばクリアとなります(横に並ぶ、追い越すつもりでいけばクリアになります)
障害物や対向車などにぶつかるとレゴブロックが飛び散り、いかにも「事故った!」という演出がされます。
私の場合は飛び散るレゴが見たくて、ついつい無意味にあちこちぶつけてしまいます。
避けるときのスレスレ感がたまらない
マップ画面右上の飛行場では、なかなか荷物の届かないお客さんがイライラ!輸送機のパイロットになって無事に荷物を届けましょう。
ここでもスマホを傾けた方向に飛行機が移動するので、途中に浮かぶコインを拾いながら飛行場を目指します。
ときどき他の飛行機が突っ込んできます(画面上の3つの緑ランプのどれかが赤に変わるとその方向から飛行機がきます)ので避けながら飛ばなければなりません。
避けきれなくても、自動で急上昇して回避してくれるので、ぶつかって墜落することはないのですが、急上昇した時に荷物を落としてしまうので気をつけなければなりません。
だいたい斜めに突っ込んでくるので、画面端に寄っていてもギリギリ避けれるかどうかという感じになります。そのスリル感がたまらないです。
タイムアタックに燃える
飛行場の左横の路地裏では、車が故障して困っている人がいるので、レッカー車の運転手になって、一刻も早く駆けつけてあげましょう。
ここでも、スマホを傾けた方向にレッカー車が曲がるのは同じですが、パトカーと違い車体が大きいので、交差点で曲がるときや対向車を避けるときは気をつけないと横っ腹が引っかかっちゃいます(内輪差ってやつですね)
ここでは、追いかける相手がいないので、目的の故障車両までどれだけ早く到着出来るかのタイムアタックになります。
制限時間内に辿り着けばクリアになるのですが、ついつい最速タイムを出そうと熱くなってしまいます。
男なら解る!狙った位置に放水する心地よさ
レッカー車を走らせた路地の左横のエリアでは、火災が発生していますので、消防車に乗り込み消火活動にあたりましょう。
画面をタップしてスライドさせることで、放水位置を移動させて消火します。
完全に消化する前に他の場所に水をかけると、また火の勢いが増してきますので、一箇所づつ完全に消化していったほうが、早く消化できます。
ついつい狙いをつけて放水してしまう、ピタリと狙いに当たったときの心地良さは男なら誰しもが経験していると思います。そう!あの時の快感に似ています。
スピンするかしないかギリギリの駆け引きが熱い
マップ画面の一番左にあるのはサーキット場です。最速レーサーを目指しましょう。
ここでは車は自動で曲がってくれるので、ハンドル操作は必要なし!操作するのはアクセルワークです。画面を長押ししている間はスピードが上がっていき、放すとスピードが落ちます。
カーブでスピードが速すぎるとスピンしてしまうので、速度を調整しながらスピンしないように気をつけましょう。
どこまでのスピードでスピンするのか?もう少し踏んでもいけるのでは?そう思っているうちにスピン...どうしても目一杯ギリギリを攻めたくなってしまいます。
7つのミニゲーム中一番のやりごたえ!
マップ画面一番奥の海では、遭難者がボートで救助を待っているので、海上保安庁のヘリで救助に向かいましょう。
ここでは、公園と同じく画面タップからスライドした方向にヘリが進みますので、遭難者の真上にヘリがいくように操作すると、遭難者をボートから引きあげるので、船に戻って救助完了です。
竜巻に巻き込まれるとヘリが墜落するので注意が必要、燃料が無くなってもヘリは墜落するので、燃料が0になる前に船に戻って給油しましょう。
ゲームがスタートした直後は燃料が少ないので、燃料を補給しないとすぐにゲームオーバーになってしまいます。燃料を補給してからゆっくりと救助に向かいましょう。
空中に浮かぶコインを集めつつ、竜巻を避けながら、燃料残量に気を使いながら救助するという7つのミニゲームの中で、一番やりごたえがあるのがこのゲームです。
これは純粋に大人でも楽しめる難易度になっています。
どれも比較的簡単なミニゲームなので、手軽にレゴシティの雰囲気を楽しむことが出来て、広告やアプリ内課金がないのも嬉しいです。
たまには童心にかえるのも悪くないなと思わせてくれる『LEGO® City My City』、久しぶりにレゴブロックで遊びたくなりました。
週末レゴショップに行ってみるかな!
使用端末:iPhone4s
OS:ios7.1
バージョン:7.1
-------
発売元: LEGO Systems, Inc
(c) 2014 The LEGO Group
更新日:2014年4月2日
価格:無料
対応機種: iOS 6.0 以降。iPhone、iPad および iPod touch 対応。iPhone 5 用に最適化済み
Android 要件:4.0 以上
(トムっちょ)