auは5月8日の発表会にて、「2014夏モデル」を発表いたしました。新型スマホは、全6機種が発表されましたよ。
TABROID編集部では、会場にて全6機種に触れてきました。今回はこの中から、サムスン製の『Galaxy S5』(ギャラクシー S5)を「TABROID的イチ押し機種」に認定したいと思います。
3世代前の『ギャラクシー S2』以降、ややインパクトに欠ける印象もあった「ギャラクシー」シリーズですが、今回はすばらしい完成度となっていました。具体的に、どこが優れていたのか、ご紹介いたしましょう。
圧倒的な「有機ELディスプレイ」
まず最初に目につくのは、ディスプレイの美しさ。「有機EL」と呼ばれる技術を用いたディスプレイを採用しており、その見やすさはすばらしいの一言。
また、一般的に使われている「液晶ディスプレイ」には、傾けると暗く見えたり、色が変わって見えてしまうという弱点があります。
何度まで傾けても変化なく見えるかを「視野角」という言葉で表すのですが、「有機EL」はこの「視野角」がほぼ180度。つまり面が見える範囲であれば、どこまで傾けたとしても、暗くなったり色が変化したりしません。
筆者は始めて「有機EL」を見たのですが、この視野角の広さには驚きました。テレビより色んな角度から見ることの多いスマホでこそ、活躍する技術かもしれませんね。
もちろんカメラもバッチリ
これはどのメーカーも推している部分なのですが、本機種もカメラの画質はすばらしいです。会場ではジオラマが設置されており、「お手持ちの携帯カメラと比べてみてください」と自信にあふれていました。
また、撮影した後からフォーカスを合わせられる、「選択フォーカス」機能も面白いですね。撮影時、フォーカスに気を使う必要がありません。
気になるのは価格
スペック面でも、今回発表された機種の中ではトップクラスの本機種(詳細はau公式サイトにて)。ほぼすべての面で、隙がありません。
しかし、ここまでありったけ盛りこんであるとなると、気になってしまうのがお値段です。今回の発表会では、まだ全機種価格が発表されていません。
おそらくですが、2014年夏モデルの中では最も高額になるかと思います。そこまで大きな差にはならないと思いますが、どうなるのでしょうか。
というわけで、今回のau2014夏モデルの「TABROIDイチ押し機種」は『ギャラクシー S5』となりました。サムスンの全力を見た思いです。
auユーザーの方で機種変で迷っている方は、本機種を選んでおけば間違いないでしょう。
なお、ギャラクシー以外の5機種については11日にご紹介します。
(コンタケ)