世界中の授業が手のひらに。『iTunes U』の使い方を簡単レクチャーします【iTunes U 入学案内】
人間ってずっと学び続けるものですから。
世界の名だたる大学や教育機関の講義や教材を提供する、アップルの『iTunes U』、存在は知っていても「英語が多いのでは？」「なんだか難しそう...」という印象があって試していなかったユーザーも多いのではないでしょうか。
でも実際に使ってみると日本の教育機関も健闘していますし、わかりやすくて知的好奇心を満たしてくれる講義がたくさん用意されているんです。
NHKでもお馴染みのマイケル・サンデル教授「ハーバード白熱教室 in JAPAN」も無料で視聴できます
今では軽い気持ちで視聴できる動画コンテンツも多く、なにより無料で提供されている教材が非常に多いので、使わないのはもったいないですよ！
好きなコースを本棚に入れてみよう
ライブラリ＝本棚
初回起動時には教材が入っていない状態のiTunes Uですが、ニューススタンドやiBooksに似た本棚状のライブラリ画面でコース（教材のセット）を管理していきます。
本棚に入れたコースは、自分のApple IDが紐付けされた、iPhone／iPadやPCのiTunesアプリケーション間で同期するようにもできます。
カタログからコース（教材）を見つける
カタログ画面では、教材を提供する学校や教育機関ごとに分類されたコースを入手できます。
コースとは、講義やテーマに沿った教材のセットのことで、動画や音声（サウンドノベル）、文書や配布プリントなど様々な形態の教材がひとまとめになっています。iTunesに似た画面上で『購読』ボタンを押せばコースがライブラリに並べられますよ。
『購読』したコースはカタログ画面からいつでも開けるようになります。
コースの教材で、好きな時に学ぶ
iTunes Uでの教材ファイルの再生は、iPhoneの標準的なアプリの操作感で使えるため、特別新しく覚えることはありません。好きな時に好きなだけ手元のiPhoneで学べるのは忙しい社会人にとって有り難いですね。
動画は通常の再生に加えて、画面上部のスライダーを下になぞることで速度調整ができたりもします。
動画や音声で講義を聴講できるコンテンツ以外にも、コースによっては実際の授業で配られるプリントや静止画の資料が収録されていることも。プリントなんてちょっと懐かしい響きですよね。もちろんこれらもiPhoneの基本操作に対応しているので、ピンチズームで拡大したりできますよ。
お気に入りのコースを探すヒント
海外のものも含めて、膨大な教材やコースが存在するiTunes Uだけに、お気に入りのコースを見つけるのはなかなか大変。カタログ画面での『検索』や『絞り込み』を上手に活用しましょう。
学びたい事柄をキーワード検索
カタログではテキストによる検索が可能となっています。例えば上の画像は『iPS細胞』で検索したところ。京都大学での山中伸弥教授（iPS細胞研究所所長）の講義がヒットしましたね。見事な検索精度です。
人気ランキングと年齢層での絞り込み
ランキングを見れば人気のあるコースが一目瞭然。また、絞り込み検索では『大学生』『幼稚園から高校』『その他』でおおまかに対象年齢を絞ることもできます。
駆け足でiTunes Uの基本的な使い方を紹介しましたが、子ども向けから大人向けまで、さらに動画だけでもアップルの歴史から三味線の演奏まで幅広い講座が用意されています。しかもほとんど無料で視聴し放題。
皆さんもぜひ一度お試しあれ。けっこうクセになりますよ。
使用端末：iPhone5（OS：7.1.1 バージョン：1.4.1）
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発売元：Apple/更新日：2013年12月12日/価格：無料/対応機種：iOS 7.0 以降
（ワタナベダイスケ）