5月14日、ドコモの夏モデル&新サービス発表会が開催されました。
「ギャラクシーS5」や「エクスぺリアZ2」といった注目端末から「VoLTE」(詳細はコチラ)や「カケホーダイ&パケあえる」(詳細はコチラ)といった新サービスが注目でしたが、TABROID的イチオシはサプライズで発表された『dマガジン』!
取材に行った5人中3人が「絶対入るわ...」とつぶやいた本サービス。
基本情報からドコモの担当者にアレコレ聞いた小ネタまで、全部書いちゃいますよ~。
月額400円で70誌以上が読み放題
『dマガジン』とは、月額400円で、70種類もの電子雑誌が読み放題になるサービス。6月以降にサービス開始の予定です。
なお提携雑誌は、記事後半をご参照ください。
全部読めちゃうの? バックナンバーは?
ドコモの担当者によると、雑誌によっては一部コンテンツが読めない場合もあるとのこと。
またバックナンバー(過去号)は、読める雑誌もあれば読めない雑誌もあります。
そして閲覧開始時期も、電子版と紙版とでは異なる場合もあるそうです。
ドコモじゃなくてもOK
本サービスはドコモユーザーでなくても利用できます。(auやソフトバンクユーザーも利用可能)
ただしその場合はドコモIDが必要(簡単に作れます)で、支払い方法はクレジットカードのみになります。
PCでは読めません
本サービスは、スマートフォンかタブレットのみ利用可能です。
同じドコモの「dアニメ」等はPCでも利用できるのですが、ちょっと残念ですね。
掲載誌
気になる掲載誌は、以下の通りです。
■朝日新聞出版
週刊朝日
AERA
■KADOKAWA
ザテレビジョン
レタスクラブ
東京ウォーカー
関西ウォーカー
横浜ウォーカー
東海ウォーカー
福岡ウォーカー
北海道ウォーカー
■講談社
おとなの週末
HUgE
■コンデナスト・ジャパン
VOGUE JAPAN
GQ JAPAN
WIRED
■主婦の友社
mina
S Cawaii!
■小学館
DIME
BE-PAL
CanCam
AneCan
Oggi
Domani
美的
■スターツ出版
OZmagazine
OZplus
■ワイン王国
ワイン王国/ビール王国
■世界文化社
Begin
MEN'S EX
家庭画報
GOLD
■辰巳出版
パチンコ必勝本CLIMAX
■東洋経済新報社
週刊東洋経済
■日経BP社
日経トレンディ
日経PC21
日経ウーマン
日経ビジネスアソシエ
日経ヘルス
日経マネー
■Pargolf & Company
Weekly Pargolf(週刊パーゴルフ)
■ハースト婦人画報社
メンズクラブ
ヴァンサンカン
婦人画報
エル・ガール
エル・ア・ターブル
■学研パブリッシング
GetNavi
■プレジデント社
PRESIDENT
dancyu
プレジデントファミリー
■毎日新聞社
サンデー毎日
週刊エコノミスト
私が入会を決めたい直接の理由が「週刊東洋経済」。1冊約700円×月4回発行だと、月額で2,800円かかります。それが2,400円もお金を節約できて、さらに他雑誌も閲覧できる。
これはもう入会するしかありません。
ドコモのアマゾン化に待ったナシ
数年前から進行していたドコモの他ビジネスへの参入。ドコモは「アマゾン化」を進めていると言われていますが、今回の「dマガジン」でその方針をより一層強く感じました。
ドコモは既に映画、アニメ、それに音楽配信もやっています。となると、日本のコンテンツ産業の最後の砦(?)、漫画やコミックスの定額配信もあるのではないのでしょうか。
ライバルのauも、先日の発表会でマスターカードと提携した「au ウォレット」なる新サービスを発表しました。携帯各社は、いち電話会社の範疇に留まらない新しいビジネスモデルを描きつつあります。
配信ビジネスを強めるドコモ、金融事業に乗り出したau、そして海外展開&エネルギー事業も噂されるソフトバンク。それぞれの会社のこれからに注目していきたいですね。
[ドコモ](Pic)
(伊藤ハワイアン耕平)