『Googleカメラ』操作解説（その6）：「パノラマ」と「スフィア」の違いってなに？ 【やり方】
よく似てますが、「スフィア」の方がスゴイんです
TABROID読者のみなさま、こんにちは。『Googleカメラ』（DLはコチラ）にハマっているハワイアンです。過去に公開した連載記事、皆様も楽しんでいただけたでしょうか？
第1回： 撮影画像を即確認 & フォーカスをあわせる方法
第2回： 逆光でもクッキリ撮影する方法
第3回： （おススメ）住所がばれる？位置情報の消し方
第4回： 「ぼかし撮影」をキレイに撮るコツ
第5回： シャッター音を小さくする裏ワザ
はてさて、連載もあと少しとなってきました。今日はGoogleカメラから追加された新機能「パノラマ」と「Photo Sphere（フォトスフィア）」の解説をしたいと思います。
「フォト スフィア」って何？
「パノラマ」は皆さまも想像しやすいかと思いますが、「フォト スフィア」は「？」と首を傾げる方が多いはず。
両者の違いは以下の通りです。
「パノラマ」でできること
横に長～い画像が撮影できます。（最大グルリと360度）
PCや他のスマホでも閲覧できます。
「フォトスフィア」で できること
左右360度プラス上下のスフィア（球体）状の画像が撮影できます。
視点を動すモードは、スマホでなければ閲覧できません。
「両方」でできること
Googleマップに登録できます（やり方は次回で！）
ぐるりと撮影できるのは「パノラマ」&「スフィア」とも同じですが、上下も撮影できるのはスフィアのみ。そして、閲覧するのにスマホが必要なのも、スフィアのみなのです。
つまりスフィアの方がより高機能なのですが、それゆえに閲覧に制限もあってしまうのです。
一長一短の両者ですが、撮影方法はどちらもほとんど変わりません。
撮影は青点を追いかけて
まず撮影画面からメニューを呼び出し、「パノラマ」か「フォト スフィア」を選択します。
今回はフォト スフィアに挑戦です。
青い点にカメラを合わせるだけで、自動で「パシャリ」。そして次の青い点が出現し、それも「パシャリ」、といった感じで撮影を続けます。
全方向撮り終わったら、真ん中のチェックアイコンを押してください。
一枚戻って撮影したい時は、左のリターン矢印アイコンを押してください。
回る椅子を使えば楽チン & キレイ
スフィアにせよパノラマにせよ、ぐるりと回るのですから回転椅子に座って撮影すると楽ですよ。他にもあえてコツをあげるとするなら...
・わきを締める（ブレにくくなる）
・真剣な表情で（周囲に「好奇な目で見ないでください」アピール）
・スピーカ部分を指で押さえて人力消音（でもヤッパリ恥ずかしいから...）
くらいでしょうか。
友達に画像を送るときは要注意
「え、ナニコレ！ スゴ！」とテンションが上がること間違いなしのスフィア。友達にも自慢したいところですが、残念ながら同じ「Googleカメラ」を搭載したスマホでなければスフィアを閲覧できません。
スフィアを閲覧できる端末：
・同じくグーグルカメラをインストールできる（= Android 4.4（KitKat）以降）スマートフォンかタブレット
※それ以外のAndroidスマホやiPhoneは不可
もし自慢したい友達がiPhoneやガラケーの場合、パノラマ画像で撮影する必要があります。
もしくは、そのスフィア画像をGoogleマップに登録すればOKですよ。その方法は次回ご紹介しますね。
（伊藤ハワイアン耕平）