雑誌読み放題サービス『dマガジン』を使いこなすための「3つのポイント」
月額400円を、最大限に使い切るために。
ドコモが開始したスマホ・タブレット向け雑誌読み放題サービス『dマガジン』。月400円で70誌以上の雑誌が読めるコストパフォーマンスの高さ、そしてかさばらずに多くの雑誌をデータで持ち歩ける手軽さが大きな魅力ですね。
ドコモ以外のキャリアのユーザーでもOKな「dマガジンのスタートアップガイド」は前回の記事でどうぞ。
さて、今回はこのサービスを使いこなすために覚えておきたいことを大きく3つにまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
(1) 雑誌ごと、記事ごとに読みたいページを探す
dマガジンには70誌もの雑誌が収録されているので、なかなか目移りしてしまいがち。雑誌を選ぶメイン画面での基本は、男性誌・女性誌、趣味といったジャンルや新着から選べる『雑誌から選ぶ』です。しかし、せっかくの雑誌アプリですので、デジタルの特徴を活かした使い方にも挑戦したいですよね。
そこで、雑誌を横断して読みたい記事の種類で探せる『記事から選ぶ』や、話題のホットキーワード等から探す『おすすめ』を積極的に試していきたいところ。
同じ話題で結びついた、普段は読まない雑誌の記事から思いもよらない発見があるかもしれません。
(2) クリッピングを駆使して「スクラップブック化」
紙面ビューアー画面の下側には『クリッピング』ボタンが設けられ、後で読み返したいお気に入りのページをアプリ内に最大100件まで保存していくことができます。
保存したクリッピングはメイン画面の『マイページ』で一覧表示し、ワンタッチで読み返せます。つまりアプリ内で、気に入ったページだけを切り抜いたスクラップブックのような使い方をすることができるわけです。
余談ですが、雑誌によっては配信されるデータには広告ページを含めていないものもあります。このあたりの判断は出版社側の判断に任せているようですね。
(3) 端末の空き容量には要注意！
ここまで良いことずくめのように書いてきましたが、使って行くうちに気付く悩ましいポイントが『雑誌データがけっこう端末の空き容量を圧迫してしまう』という点。参考までにいくつかの雑誌データの容量を測定してみた結果を以下にリストアップしてみると、
・週刊アスキー（126ページ）＝約90メガバイト
・LEON（108ページ）＝約100メガバイト
・日経WOMAN（83ページ）＝約80メガバイト
・週刊ファミ通（276ページ）＝約240メガバイト
このように、だいたいどの雑誌も1ページあたり1メガバイト前後のデータサイズとなることがわかります。16GB版のiPhoneなど、ストレージ容量の小さい端末のユーザーは特に注意する必要がありそうです。
ダウンロードした雑誌データを消すには、メニューから『ダウンロード設定』の『キャッシュを削除する』ボタンを押します。残念ながら個別の雑誌データを選択的に削除することはできず、ダウンロード済みの雑誌データ全体をまとめて消去することになります。ここは改善を望みたいですね。
雑誌とスマホ、双方にとって大きな転機となりそうな『dマガジン』。電子雑誌という新たなジャンルが普及するきっかけとなるかもしれませんね。今回紹介したポイントを参考に使いこなしてみてください。
使用端末：iPhone5（iOS：7.0.4）、NEXUS10（Android: 4.4）
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発売元：NTT DOCOMO/更新日：2014年6月20日/価格：無料（月額400円）/対応機種：iOS 6.0.1 以降、Android 4.0 以降
（ワタナベダイスケ）