auが「自分好みのアニメに出会える」と謳うアニメ見放題サービス『アニメパス』を開始しました。キャリアが提供する同種のサービスとしては、大きく利用者を伸ばしているドコモの『dアニメ』がありますが、アニメパスの特徴はKADOKAWAのアニメ雑誌『月刊ニュータイプ』とのコラボによってアニメ本編映像以外の情報量が充実しているということ。
アニメ専門サイトに匹敵する読み物が充実
・dアニメ(ドコモ)= 900作品、15,000話
・アニメパス(au)= 500作品、7,000話
サービス開始時点では、先行するドコモdアニメと比較して作品数が若干少ない印象も受けますが、それを補ってくれる独自の読み物が充実。
テレビ放映で注目の最新アニメ情報や、話題の作品について語る「アニメ座談会」、そしてアニメといえば外せない人気声優によるコラムといったコンテンツが充実しています。
また、アニメ界とのつながりの強いKADOKAWAが協力していることで、他にはないスペシャル企画やイベントといった展開も期待できそう。まずはオープン記念で自転車ロードレース作品『弱虫ペダル』の独占配信、auの電子書籍ストア、ブックパスでコミック版5巻までの無料公開が開始されます。
強力な検索機能で、見たい作品が見つかる
新旧あわせて7,000話にも及ぶ膨大なタイトルが配信されていると、自分の好みに合った作品を探すのも大変ですが、アニメパスではさまざまな条件での検索ができます。以下は検索方法の一例。
マルチデバイス対応予定
対応する機器は、Android 4.0 以降およびiOS 7.0以降(iPhone、iPad)のauスマホとタブレット。現在はauスマートパスからAndroid版のアプリがダウンロード可能となっており、間もなくiOSアプリも配信される予定とのこと。
また、8月以降にはPCにも対応予定とされており、環境を選ばずに楽しめるようになりますよ。月々のパケット上限対策のためにも、Wi-Fi環境をうまく使いこなしたいところ。
『アニメパス』は月額課金制の有料サービスで、価格はドコモのdビデオと同じ月額400円。アニメ雑誌とのコラボという新たな試みがどのようなサービスに発展していくのか、注目していきたいですね。
[アニメ見放題 アニメパス]
auスマートフォン向けアニメ見放題サービス「アニメパス」提供開始![au]
(ワタナベダイスケ)