140724omoide01.jpgよりによって「思い出あんしん保管」というサービス名でした...。

NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は、同社の映像テープDVD化サービスにおいて、申込者の情報がインターネットで閲覧可能な状態になっていたことを明らかにしました。

該当するのは『思い出あんしん保管』と呼ばれるサービスで、最大378名分の個人情報が閲覧可能であったと見られています。現在は対策済みとのことですが、この問題の影響があると思われる情報は以下の通り。

・氏名
・メールアドレス
・郵便番号
・電話番号
・住所
・暗号化されたクレジットカード情報 (※ 2件が該当。)
・マイポケットのID・パスワード


クレジットカード情報については暗号化されていたとのことですが、それを差し引いても住所、電話番号、メールアドレスといった、氏名と紐付けることで個人を特定されてしまう情報が閲覧可能となっていたのは非常に危険といえるでしょう。

VHSや8mmなど、今では再生機がなくて観られない映像記録を蘇らせてくれるサービスとのことで、ファミリー層や中高年層を中心にこれからまだまだ需要が伸びそうなサービス内容。ですが、こうしたセキュリティ面での問題が起きてしまうと今後の展開に不安を感じる利用者もいるかと思われます。

NTT関連企業というビッグネームであることもあり、再発防止に努めてもらいたいところですね。


ビデオテープをらくらくデジタル化 - 思い出あんしん保管 for マイポケット [NTT com]

(ワタナベダイスケ)

 

RSS情報:http://www.tabroid.jp/news/2014/07/omoideansin.html