スマートウォッチやブレスレット型スマートデバイスを使ってフィットネス情報をスマホと連動させる取り組みが各社で進められています。そんな流れのなか、カシオがBluetooth SMARTによる無線接続でiPhoneアプリと連動するスポーツウォッチ『STB-1000』を9月27日より発売すると発表しました。
一見するとカシオの定番『G-SHOCK』っぽくも見えるルックスですが、同社のスポーツ・エクササイズ向けライン『PHYS(フィズ)』の系譜に連なるモデルとなります。
iPhoneとつないで、できること
この腕時計では、iPhone用にすでに提供されているフィットネス向けアプリと連動し、ランニング、サイクリングでのペースや距離、脈拍などを確認できるとされています。ただし自転車では、ペダル回転数の計測といった一部機能では別途センサーが必要。
対応が発表されているフィットネスアプリは、以下5つの提供元からリリースされている11本(詳細は公式ニュースリリースで)。
アプリ連動とは別に、iPhoneの音楽プレイヤーをコントロールする機能も備えています。手元で操作できるとけっこう便利なんですよね。
時計単体でも、なかなか高機能
内蔵電池は、iPhoneとのモバイルリンクを1日12時間使用しても約2年の寿命を持ち、同等の腕時計とほぼ変わりません。
さらに、スポーツウォッチ単体としての機能にも申し分なく、ラップ/スプリットつきの1/100秒計測ストップウォッチは最大120本のログをメモリー可能。タイマー、アラーム、時報機能は当然のこと、10気圧防水も備えます。
価格は税抜きで13,500円となっており、スマホ連動型G-SHOCKや他のスマートウォッチ系アイテムと比べても手が出しやすい価格帯。気軽に使えるスマホ連動腕時計の入門機として良さそうです。
フィットネスアプリケーションと連携できるスポーツウオッチ [CASIO]
(ワタナベダイスケ)