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嫌われるどころじゃ、済みません。
LINEなどのSNSで執拗にメッセージを送る行為が、ストーカー規制の範囲として適用されるようになる可能性が出てきました。
すでにメールは規制の範囲内となっていましたが、SNSでのメッセージについては盛り込まれていませんでした。いずれ、メッセージをしつこく送り続けると、頻度と内容次第では逮捕されるようになるかもしれません。
また、現在のストーカー規制は、被害者の告訴がなければ立件できない「親告罪」です。しかし、警察が即座に動けるよう、被害届無しで立件できる「非親告罪」へ変更することについても、議論するべきという声があるようです。
もしかすると、「SNSで交流していただけ」なんて言い分は、通らなくなってしまうのかもしれません。あらぬ誤解を招かないようにSNSでのマナーを考え直した方がいいかもしれませんね。
おそらく「ストーカー行為規制法」に即した内容になることが予想されますが、まだ議論が行われている段階ですので、具体的にどうなると規制の範囲に当たるようになるのかはわかりません。できるだけ、具体的な線引きをして欲しいところではあります。
相手が嫌がっているようなら、すぐにメッセージの送信をやめる、返信がないのに無理に催促をしない、「これを送ったら相手はどう感じるだろう?」と送る前に少し考えるなど、いくつかのことに気をつければ、多くの場合は問題ないはずです。
SNSでメッセージをよく送る方は少し気をつけたほうがいいかもしれません。
ストーカー規制強化、加害者治療拡充を 警察庁有識者会議 [日経新聞]
Photo by Thinkstock/Getty Images
(コンタケ)
RSSブログ情報:http://www.tabroid.jp/news/2014/08/sns-stalker-regulation.html