ショッピングセンターやサーヴィスエリアで車を止めたはいいけれど、駐車場が広すぎて戻ってきた時に自分の車が見つからないことって、ままあると思います。
そんな時に役立ちそうなサーヴィスがアップルで開発されているそうです。兄弟メディア・ギズモードに掲載された「圏外でもスマホが駐車した場所を教えてくれる。鍵はヘンゼルとグレーテル」で、その詳細が紹介されていました。
以下、ギズモードより転載:
りんごちゃん、私の車はどこかしら?
スマートフォンと車の関係がどんどん密接になっていく昨今、アップルがちょっと便利な機能を開発しているようです。それは、駐車場で車をどこに停めたかスマートフォンが教えてくれるもの。
これだけならば、今までにも似たようなものがいくらでもありました。でも、今回アップルの特許に記されているのは、スマートフォンが圏外だったり、GPSのデータ外だとしても車の位置わかるという1歩先をいくものです。
「Automatic identification of vehicle location」と「Vehicle location in weak location signal scenarios」の2つの特許に記されているのが、この圏外でも大丈夫システムについて。
まず、Wi-FiまたはBluetooth接続を通して、車の停止をスマートフォンが察知。駐車したとスマートフォンが判断するのは、例えばドライバーがドアを開けるとかイグニッションが切り替わる(もしくはその両方のコンボ)などのきっかけを使います。
そしてそこからのユーザの動きをトラッキングして車の位置を覚えておくというもの。そこがミソ!
簡単にいうとパン屑を落として道しるべを作る方法のデジタル版とでも言いましょうか。なかなかユニークな仕組みですね。
特許段階なので世に出ることがあるかはまだわかりませんが、逆の発想とも言える面白いアイディアです。車と連携できるスマートフォンに注目が集まる今、こういうアイディアがスターを生むのかもしれません。なんか、そんな気がする。
source: AUSPTO(1)・ VUSPTO(2)(via Apple Insider)
Jamie Condliffe - Gizmodo US[原文]
(そうこ)
圏外でもスマホが駐車した場所を教えてくれる。鍵はヘンゼルとグレーテル : ギズモード