「あの直木賞作家」も被害に！ 不安を煽る悪質ネット広告に注意
深刻な広がりを見せています、悪質ネット広告の被害。
「パソコンの性能が低下しています」「ウイルスが見つかりました」などの文字を表示して不安を煽り、効果のないソフトを購入させる悪質な広告の被害が多発しているようです。
そんななか、直木賞作家でタレントでもある志茂田景樹先生が、こうした手口の被害にあったことをツイッターでつぶやいていました。
どなたかご教示を。起動するとエラーが800以上も検出されたとの表示、また、馴染みのページにも、PCのパフォーマンスが低下しています、との表示。購入して領収書も発行されましたが、いまだにエラーや、パフォーマンス低下の表示が出ます。これの発売元は信用を置いていいところなのでしょうか？
— 志茂田景樹 (@kagekineko) 2014, 8月 25
ツイートによれば、どうやら志茂田先生は広告から怪しげなソフトを購入してしまった模様。本ツイートには他のツイッターユーザーから多くのアドバイスが寄せられたものの、時すでに遅しという結果になってしまいました。
多くの方にご心配とアドバイスを頂きました。有り難うございました。アンインストールを実行しました。どうやら支障なく原稿の打ち込み等を再開しました。しかし、発売元からメールで送られた領収書をマイドキュメントに保存したのですが、さっき開けてみたら蒸発していました。不思議なアプですねえ。
— 志茂田景樹 (@kagekineko) 2014, 8月 25
その後の発言によれば、既に該当ソフトのアンインストールを完了したとのことで、今まで通りに執筆を再開したのだそう。被害にあったのにいつも通りの飄々とした語り口なのは、さすが大作家の余裕といったところでしょうか。
今回は間に合わなかったとは言え、これだけの人々が即座にアドバイスをくれるのも、普段からツイッターで人々の人生相談に答えてきた志茂田先生の人徳を感じさせるエピソードですよね。過激なファッションが注目を集めがちですが、真摯で真面目な氏ならではの大人の対応を見たように思います。
志茂田景樹 (@kagekineko) [Twitter]
（ワタナベダイスケ）