新モデルが登場。ソニーの「スマホ合体レンズカメラ」ってなんだ？
どんどん本格的になっていく。
ソニーの独創性が光るスマホ合体式レンズカメラに、2つの新モデルが登場しました。『ILCE-QX1』（商品ページはこちら）と『DSC-QX30』（商品ページはこちら）です。
この2商品は海外で開催中の消費者向け電気商品の展示会「IFA 2014」で発表されたものであり、まだ英語の公式ページしかありません。近いうちに、国内での公式発表も行われると思われます。
面白い商品だけに、新モデルが出たのは嬉しいですね。予想以上に、ソニーはこのシリーズに力を入れているようです。
スマホ合体式レンズカメラとは
さて、「スマホ合体式レンズカメラ」と言われても、ピンと来ないどころじゃない方も多いかと思います。あまりにも独創的なため、現行機を見たことのある方でないと想像もつかないでしょう。
公式動画がありますので、まずは一度見てみてください。大体の雰囲気はつかめるかと思います。
本商品はレンズ部分のみとなっており、シャッターや画像の保存はスマホで行うというわけですね。撮影する際は、スマホと本商品を文字通り合体させて使います。
レンズ部分のみになったことで軽くなり、スマホとカメラを同時に持ち歩く必要がなくなるというのが本商品の強み。また、ソニー製以外のスマホでも、専用のアプリをインストールすれば使えます。
現行機を初めて見た時は「こんなのありか？」と思った筆者も、さすがに慣れました。最近は重いカメラを買うぐらいなら、いっそこっちの方が手軽でいいんじゃないかと思うほどに。
新機能
さて、今回発表された新モデルでは、現行機にあたる『DSC QX100』『DSC QX10』にはなかった新機能が搭載されています。最も代表的な部分にしぼって、ご紹介いたしましょう。
ILCE-QX1
『ILCE-QX1』の最大の特徴は、Eマウントレンズを搭載したことにより、レンズの交換ができるようになった点です。レンズの使い分けについての知識がある方でしたら、こちらに決まりでしょう。
DSC-QX30
『DSC-QX30』の最大の特徴は、強力な光学30倍ズームができる点です。風景の写真などを撮影したい方に、オススメできそうですね。
ソニーのチャレンジ精神が溢れる、本商品。いずれ、「これこそがカメラだ」と言われるような時代が来るのでしょうか。このままソニーが本気を出し続ければ、それも夢ではないのかもしれません。
ILCE-QX1
DSC-QX30[ソニー via 週アスプラス、デジカメinfo]