「日本でスマートフォンは流行らない」
ほんの数年前まで、こんな言葉をよく耳にしませんでしたか? スマホのポテンシャルを誰よりも信じていた故に、私はその度に頬を濡らすことに...
そんな私と、タカラトミーアーツの『スマート飯(はん)』(9/13発売:840円)の出会いは運命、いや必然だったのでしょう。
スマート"フォン"にちょい似なネーミング。そして筒状ボディにゴハンを詰め、ハンドルをキュッキュ回して食べる革新性が、最新ガジェットLOVERの心にドストライク!
時代の先を行く「スマート飯」こそ、ビジネスパーソンの食生活に適応した新しいランチウェア。従来のモノなんて...ガラパゴス弁当箱だ!
スマート飯とガラ弁、どちらが社会人に最適化されたソリューションなのか、対決して決めちゃいましょう。ジャッジは私、弁当男子代表として中立を心がけますよ。それではさっそく...
「ガラ弁の中のガラ弁、出てこいや!」(既に中立ではない)
第1勝負:準備
弁当男子の朝は早い...。
お弁当準備はなるべく短い時間ですませたいですが、スマート飯ならきっと期待に応えてくれます。まずボディを開けてゴハンを詰め詰め。
パッチン!とボディを閉めた後、押し出しユニットをグサッ!とさして完成。慣れればオニギリとほぼ同じスピードで作れちゃいます(容量もちょうど大オニギリ1ヶ分)。
ご飯やおかずを小分けで入れるガラ弁とは競争になりません。つまり... スマート飯の勝利です!
第2勝負:食事
弁当男子の昼は忙しい...。
手を汚さず片手で食べれて、蓋を戻せばいつでも中断。さらにゴミも出さないスマート飯は、理想的なオフィスランチでしょう。
たとえパンに似た効果があったとしても、お米の腹持ちの良さは頼もしいかぎり。またムギュッと固まったお米をよく噛めば、脳細胞も活発化です!
両手がふさがるガラ弁は、忙しい時は明らかに不利です。箸を落として、拾おうとして頭をぶつけ、反動で弁当をひっくり返したら... 想像しただけで泣きそうです。
忙しい時でも救世主となりうるスマート飯。しかしガラ弁のリッチな栄養素も魅力的。確実に食事できるスマート飯に旗が上がりますが、ここはスマートに使い分けるのが吉ですね。
第3勝負:後片付け
弁当男子の夜は遅い...。
後片付けはサクッと終わらせたいですが、スマート飯はその点も抜かりなし。
パカッと開けて水に付けておけば、ご飯粒は簡単に洗い流せます。また一擦りで隅まで洗える丸み形状なのもGOOD! パーツも大きくガッシリで、簡単には壊れなさそう。
スマート飯が不利と思いきや、工夫に工夫が重ねられガラ弁と互角の勝負。ここは名誉の引き分けです。
以上の様に、スマート飯が圧勝の2勝1分け! タカラトミーアーツが現代社会人の食生活を非常によく研究した結果でもあり、いち弁当男子兼ガジェットファンとしても嬉しい結果です。
またページ数的に割愛しましたが、持ち運びも便利で、スマート飯同士の連結も可能。そしてちょっとしたおかずを入れるスペースもあったりと、実用性の中にも遊び心がある点も好印象です。
個人的に最も推したいポイントは、ハンドルを回してご飯がニョキリと出る瞬間。他では決して体験できない、何とも言えない快感があります。
皆様も、ぜひ一度はお試しあれ! ニョキニョキ
なおスマートな方を募集するオモシロキャンペーンや、ネガティブモデルの栗原類さんが登場するスペシャルイベントも開催されます。 こちらも盛り上がりそうですね! ニョキニョキ
(伊藤ハワイアン耕平)