オンラインとオフラインが、よりシームレスになる時代。
雑誌や書籍などの紙媒体を読んで、友達にオンラインでシェアしたいことがあっても、テキストを起こしたり写真を撮ったりしないといけないのが面倒ですよね。
ブラジルのファッションブランドが、そのハードルを越える試みをしたことが話題になっています。なんと、紙の広告をタップするだけでその内容をFacebookでシェアできるとのこと。
一体どのようなものなのでしょうか? 兄弟メディア・roomieに掲載された記事「雑誌の「いいね」ボタンをおしてみよう」で、その詳細が紹介されていました。
以下、roomieより転載:
「いいね」ボタンの波は、雑誌にまで。
ブラジルの大手ファッションブランド「C&A」が、自国の雑誌「contigo!」に、FacebookのLike(いいね)ボタンがついた広告を出しました。
広告には、「C&A」の洋服をまとったモデルさんたちが登場。
2種類のコーディネートの下にそれぞれLikeボタンがあり、これを押せば、読者はスマートフォンやPCを使わずして、Facebookのタイムラインにリアルタイムで投稿をすることができるようになっています。
つまり、紙の上にあるボタンを押すだけで、オンラインにシェアできるんです。
こちらは、「C&A」がマイクロソフトと大手携帯会社のTIMの協力により実現。TIMの会員の中でFacebookの情報を登録している人の情報を特殊なチップ等に入れ、雑誌1冊ずつに封入したのだそうです。
広告での試みではありますが、SNSの情報の登録さえしておけば、技術的には雑誌を読みながら、「いいね」のボタンを押し、自分のFacebookでシェアすることが可能なんですね。
オフラインがオンラインになる。近い未来、雑誌だけでなく、色々なものがオンラインで繋がっていくのでしょうか。
C&A:Like Ad[Adeevee]
雑誌の「いいね」ボタンをおしてみよう | roomie
(林美由紀)