ソフトバンクは、ソニーの最新スマホXperia Z3(エクスペリア Z3)を発売すると発表しました。ソフトバンクの公式発表によります。
これで、エクスペリア Z3が、ドコモ、au、ソフトバンクの3社から発売されることになりました。なお、ソフトバンクよりソニーモバイルのスマホが発売されるのは、今回が初となります。
これならどこで買っても同じか...と、思った皆さん、ちょっとお待ちください。このエクスペリア Z3、キャリアによってちょっとずつ違いがあります。
というわけで今回は、本機種のキャリアごとの違いを簡単にまとめてみました。ご購入の際は、ぜひ参考にしてみてください。
キャリアごとの差異
各キャリアの違いは、現時点で以下のようになっています。
通信について
各社とも、通信の速度や使える技術に、少しずつ違いがあります。それぞれ、見てみましょう。
通信速度
各キャリアの通信速度は、ソフトバンクが最大112.5Mbps、ドコモとauが最大150Mbps。ソフトバンクが、やや遅いという状態です。
「bps」については、以下の記事をご覧ください。
VoLTE(ボルテ)
ドコモで使える「VoLTE」は、音声通話の音質や音声のタイムラグが減るというもの。通話をよく使う方にオススメです。
詳しくは、以下の記事をご覧ください。
通話が安くなる? 新音声サービス『VoLTE(ボルテ)』を解説【三行まとめ】
WiMAX 2+(ワイマックス 2+)
auで使える「WiMAX 2+」は、電波の種類の1つ。LTE電波が入りにくい場所でWiMAX 2+の電波に切り替えると、こちらの電波を拾って通信を続けられることがあります。
今後状況が変わる可能性あり
現段階では上記のようになっていますが、通信技術は日々進歩しています。VoLTEはau、ソフトバンク共に今後対応予定ですし、通信速度も各社まだまだ上る見込みです。
現段階での性能だけでなく、発売時の状況にも要注目です。
デザイン
さて、続いてデザインです。各社、ディスプレイ側は同じなのですが、背面のキャリアロゴの有無や位置が違っています。
各社、まとめて見てみましょう。
ドコモは中央にキャリアロゴがあるため、最も目立ちます。auは下部に小さくキャリアロゴが書かれており、控えめ。
一方ソフトバンクは一切キャリアロゴが書かれておらず、海外で販売されているモデルと全く同じデザインとなっています。
キャリアロゴが書かれていないほうが良いという方でしたら、ソフトバンクが一番でしょう。個人的には、唯一中央に「XPERIA」の文字が書かれているau版も、良いなと思いました。
以上、Xperia Z3の、キャリアごとの差異でした。料金プランも踏まえ、一番自分の好みに近いと思うキャリアをお選びください。
[via Engadget Japanese,NTTドコモ,ソニーモバイルコミュニケーションズ,ソフトバンク]