1日何杯、コーヒーを飲んでいますか?
朝や昼下がり、眠気覚ましに飲んでしまうコーヒー。徹夜ともなればエナジードリンクも飲むことも、という人も多いと思いますが、どちらにも含まれているのが「カフェイン」です。
適度なカフェインは体に効果的なこともありますが、「世界で最も摂取されているドラッグ」と呼ばれるほどの中毒性も併せ持っています。大量に摂取しないように気をつけたいところですが...さて、1日にどれくらいのカフェインなら問題ないんでしょうか?
1日に摂ってよいカフェインはどれくらい?
一般的にカフェインの効果といえば「眠気覚まし」が有名ですよね。脳が疲労や眠気を感じた時に生じるアデノシン受容体と呼ばれる物質を、カフェインがブロックするため、「コーヒーを飲むと眠気が覚める」といった効果が出るそうなんです。他にも、適度なカフェインが集中力を高め、運動能力を引き上げるという効果もあるとか。
ただ、カフェインの摂り過ぎは中毒や依存症を引き起こしてしまいます。カフェインの許容量については、個人差があるものの、健康な大人であれば「1日400ミリグラム」と言われています。コーヒーや紅茶ならおよそ3杯分の量とのこと。となると、朝・昼・夕とコーヒーを飲んだらもう限界です。
カフェインの量をチェックしよう!
カフェインの量に注意したくても、カフェインはコーヒーの他に緑茶や栄養ドリンク、炭酸ジュースにも含まれています。飲んだ量によっても値が変わってしまいます。
そこで、カフェイン量のチェックに便利なのが、その名もずばり『カフェイン』というiPhoneアプリ。飲み物の種類と飲んだ量を選択すれば、含まれているカフェインをすぐに教えてくれます。
摂取したカフェインの量は、iOS8の新機能「ヘルスケア」に自動的に記録されます。ヘルスケアでは摂取したカフェインの量をグラフ表示で確認できるため、摂り過ぎなどが一目でわかりますよ。
なにごともやり過ぎは禁物。適度なカフェインで、仕事の効果もあげちゃいましょう。
カフェインで頭がすっきりするのはなぜ? 1日にコーヒー何杯までOK? 素朴な疑問への科学的回答 | ライフハッカー[日本版]
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