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目の前の相手の鼻毛が出ていたら、「鼻毛出てるよ」と言えますか?
気心の知れた仲ならともかく、「相手に恥をかかせしまうのでは...」とオトナなら迷うところ。かと言ってそのまま放置していれば、相手は鼻毛を出したまま街に繰り出してしまうし...。
これが鼻毛じゃなくて「カツラがズレてる」となればさらに難易度はアップ。できれば見なかったことにしたい...。もう注意するのは諦めて、こっそり直してあげましょう。そんな紳士的たしなみをゲームにしたのが『ズレてますよ』です。
『ズレてますよ』の舞台は電車の中。目の前に座っているおじさんが、発車と共に居眠りをはじめてしまうのですが...。
ガタン! と電車が揺れた途端、おじさんのカツラがテイクオフ! ズラがズレてしまいます。このままではマズい!
というわけで、紳士であるプレイヤーのみなさんは、指でさっとカツラを戻してあげましょう。早く戻せば戻すほど高得点。カツラのこめかみ辺りにタイムが出ているので、ベストラップを目指すのもよし。
しかし電車は揺れはさらにハゲしく、いや、激しくなっていきます。おじさんもスヤスヤと夢の中。隣駅に着くまで、カツラを戻しつづけないといけません。
ここは月か火星か、というぐらい重力を無視して飛び回るカツラ。逆さになると双葉が芽生えたようになります。髪が生えたほうがいいんですけども。
カツラを戻し損ねて落としてしまうと、おじさんがトホホ顔で目を覚ましてゲームオーバーです。なんとか隣駅までたどり着けばスコアと称号がもらえます。
飛び回るカツラに翻弄されるおバカなゲーム『ズレてますよ』。人目をはばからず爆笑して「世間ズレ」しないようにご注意を!
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