最近では、多くのウェブサービスやSNSが、セキュリティ確保のために『2段階認証』という仕組みを導入しています。でも「名前だけ聞いてもよくわからなくて...」という人もいるかもしれませんね。今回おは用語を読めば、2段階認証の仕組みがスッキリわかりますよ!
2段階認証がない場合
ウェブサービスでは通常、ユーザーを認証するのに「ユーザーIDとパスワード」を用います。ここで秘密とされているのはパスワードのみですので、何らかの手段でパスワードを知られてしまった場合には第三者によってアカウントにログインされてしまうことになります。
2段階認証が設定されていると
そこで2段階認証では、IDとパスワードによるログイン要求時にもう一段階として、スマホなど本人の持ち物だけに表示される「コード」での認証を求めることでセキュリティを強化します。
2段階認証用のコードはSMSで送られてきたり、スマホアプリ内(Facebookのコードジェネレータ等)で生成されるため、手元に本人のスマホがなければわからないのが特徴。ネット経由で本人になりすましてログインしようにも、第三者にはコードを知る手段がないということになります。
各サービスでの設定方法
セキュリティの向上に役立つ2段階認証、使っているサービスで対応しているものがあれば積極的に設定しておくと良いでしょう。主要なウェブサービスやSNSでの2段階認証設定方法は以下を参照してくださいね。
・3分でできる! Facebookの2段階認証を設定しよう
・Gmailを乗っ取られる前に! スマホだけでGoogleアカウントを2段階認証する方法
・グーグルの2段階認証が便利に! 『Google認証システム』で楽々セキュリティアップ
・画像でわかる! 3分でできるPC版『LINE』の「2段階認証」
・Twitterが「ログイン認証」に対応! んでログイン認証って何?【やり方と解説】
・乗っ取られてからでは遅い! アップルIDの2ステップ確認のやりかた
それでは皆さん、今日も一日、スマートに! いってらっしゃい!
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