格安スマホからモバイル通信全般へと手を広げ、『イオンモバイル』シリーズを発表したイオン。その一環として登場した、LTE通信内蔵のWindows PC「イオンモバイル」タブレットパソコンの実機を試用してきましたので、さっそくご紹介しましょう。このPCの特徴は以下の3点。
・本体にSIM内蔵。LTE通信費込み月額3,580円
・ 軽量970g、サーフェス風の分離型タブレットPC
・オフィスがインストール済み、24時間365日の電話サポート
本体にSIM内蔵。LTE通信費込み月額3,580円
今回発表された『「イオンモバイル」タブレットパソコン(マウスコンピューター AT-Z37LTE10)』は、本体にSIMカードスロットを備え単体でインターネット接続が可能なタブレットPC。
PCが直接ネットにつながるため、モバイルルーターや固定回線、テザリングといった手間が一切不要。ライトユーザーにもわかりやすく使いやすいとされています。
通信サービス「IIJmio ウェルカムパック for イオン」の通信サービス料と端末(PC)代金をあわせて月額3,580円で利用できるという、PCとしてはあまり例のない販売形態が大きな特徴。また、タブレットPC単体でも64,320円で購入可能とされています。
軽量970g、サーフェス風の分離型タブレットPC
10.1インチ画面はタッチパネル操作に対応し、付属のキーボードカバーでも通常のノートPCと同様の文字入力やトラックパッド操作ができます。キーボードの打鍵感は見た目以上にしっかりしていて、「左クリック/右クリック」もしっかりと押した感触のあるメカニカルボタン。
キーボードカバーとの接続もブルートゥース等の無線ではなく、機械的にドッキングする機構。PCに詳しくないユーザーにとってはこちらの方が安心感があるという配慮でしょうか。
カバーはキンドル・ファイアHDXやネクサス9と同様の「折り紙状にスタンドに変形する」タイプ。1kgを切る970gという軽量モデルなので、持ち運びにも適していますね。
オフィスがインストール済み、24時間365日の電話サポート
想定しているユーザーは主にシニア層とのことですが、マイクロソフト・オフィス(Home and Business 2013)がプリインストールされているので、幅広い世代のユーザーにビジネス文書やレポートの作成でも活用してほしいとのこと。24時間365日電話サポートもライトユーザーにとってありがたいはず。その他の主要スペックは下に要約してまとめておきます。
OS: Windows 8.1 with Bing(32bit)
CPU: インテルAtom Z3735F (1.33GHz クアッドコア)
メモリ: メインメモリ2GB、64GBフラッシュストレージ
画面: 10.1インチマルチタッチ液晶
カメラ: 200万画素
通信: Wi-Fi/LTE
グーグルの廉価ノートPC『クロームブック』とはまた違った性格を持ったライトユーザー向けPCとして注目を集めそう。11月27日(木)より予約受付開始、店頭での販売は12月中旬になる模様。3,000台の台数限定という情報もあるため、興味のある人は詳細を要チェックですよ。
[イオンモバイル]