誰もパソコンを使える人がいなくなってしまう...。
スマホが学生にも普及しすぎた影響により、パソコンを使えない若者が増えているようです。日刊大衆とweb R25が伝えていました。つい先日、若者の「フェイスブック離れ」をお伝えしましたが、パソコンそのものから離れてしまっている模様です。
パソコンの知識といえば、若い人のほうが持っているもの。そんな常識は、もはや過去のものとなってしまったのでしょうか。
学生がコンピューターを使ってやることといえば、インターネットとメッセージのやり取り、それとゲーム程度のもの。確かに、これらはすべて、スマホで十分できてしまいます。
わざわざ家でパソコンの前に座って電源を入れて...とする手間を考えると、パソコンを買おうと思わないのもしかたのないところでしょうか。まさに、若者のパソコン離れです。
パソコンが使えないとは?
では、パソコンが使えないとは、具体的にどういうことなのでしょうか。
上がっていた例としては、フォルダーの概念がわからない、保存の仕方がわからない、キーボードが使えない...などがありました。どれも、スマホなら必要のない操作ばかりですね。
フォルダー管理はスマホが全て自動でやってくれますし、保存は常に自動でされていきますし、キーボードはタッチパネルのフリック操作でOK。筆者が初めてスマホに触れた時も、同じ所で少し戸惑った記憶があります。
社会人としては...?
とはいえ、パソコンが必要ないというのは、あくまでも学生までの話。現在のスマホの性能では、仕事をこなすのはムリがあります。
特にオフィス系のソフトは、パソコンじゃないとかなり厳しいでしょう。ワード・エクセルは絶望的かと思われます。
これからの新入社員には、昔のおじさんたちが苦労したのと同じように、パソコン研修が必要かもしれません。スマホに仕事をすべてこなせる程の機能が備え付けられれば、また話は変わってくるのかもしれませんが...。
ベテラン社員だけでなく、新入社員もパソコンが使えず、中堅だけがバリバリ使用...。そんないびつな時代が来てしまうのでしょうか。パソコンを使える人は、上にも下にも教えてあげなければならなくなってしまうかもしれませんね。
タブロイドはおじさんたちを応援しています。
いったいナゼ!? パソコンを使えない若者が急増中[日刊大衆]
スマホ普及で「若者PC離れ」進行[web R25]
画像[Microsoft Office]
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