016_1.jpg Model: MIMIjavascript:void(0);

これまでに学んできました様々な画角について、モデルさんたちのアザ−カットで振り返ります。

スマホはレンズ交換はできないので、撮影者自らが動いて、被写体との距離を目で見て測りながら撮ります。また望遠はデジタルズームを控えめに使うと距離を詰めることができ、画質も荒れないで済みます。

そもそもワイドぎみなレンズを付けたスマホのカメラは、デフォルトでパシャ♪するとワイドショットになります。

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被写体に寄って、上下左右に余裕を持たせた構図が美しくまとまります。

つまり、若干ユルめの画角が後でアプリでトリミングする上でも吉ということです。

016_3.jpg Model: 蘭舞ユウ

標準画角での撮影は、かなり寄ると標準レンズの世界っぽく写ります。

寄ることの良さは、見せたくない余計な情報を削り取れることです。見せたいものだけを構図に入れ込めます。ワイドレンズは、真ん中の部位は、画質もよく、画面両端にいくに従って歪んできますので、思い切ってカットできるノリシロ部分くらいに考えてもよいのです。

016_4.jpg Model: Dasaki

ワイドショットは、スマホのレンズの得意なところです。最近の高画質化で引いて撮っても精細なディテイルを写してくれます。

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標準っぽく近づいてパシャ♪ これだけ寄ってもまだ被写体の背景の様子も分かりますね。

016_6.jpg Model: 占部朱乃

いかにも標準レンズっぽい世界観の画

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手前の枯葉にフォーカスさせてパシャ♪ クローズ・アップ撮影で際立たせるために背景ボケをアプリで後加工しています。

016_8.jpg Model: ろこ

ワイドぎみな1枚から、ほんの少しだけデジタルズームして近づきます。

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これも標準レンズの世界観っぽくなりました。

如何でしたか? 自分の足で近づくか、ちょっとだけデジタルズームして被写体との距離を詰めて、撮りたいものを画面真ん中にレイアウトして上下左右に余裕のある画作りをするとアプリでの加工もしやすく、またインスタグラムなどのスクエア・フォーマットの真四角写真にも簡単に対応できます。

次週から中級編になります。お楽しみに!
Have A Nice Shot!

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