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今回から中級編、より実践的な撮り方を話します。
写真を撮る時、その場にある光の状態で撮る一枚の良し悪しが決まると云っても言い過ぎではありません。たとえるなら光で絵を描くようなことが写真です。
光の状態は、季節ごとに目まぐるしく変化し続けます。そんな光を使った写真の楽しみを、この冬の光の中でアラカルト的にご紹介!
朝靄が立つ、早朝7時の水辺の公園に出かけてみました。
晴れたら、最高の光が数時間の間、降り注ぎます。冬は夕方の斜光もとても美しいですが、早朝から午前9時過ぎくらいまでの光も暖かみがあって表現力があります。
影ができるいい光の時間帯が夕方よりも長いところが、早起き撮影の利点です。そして、何より気持ちがよい。
逆光ぎみにして、ワザと逆光でレンズフレアを起こして漏れ光の効果を使います。完全に逆光にしてしまうと顔が潰れてしまうので、こんな感じのアングルで撮影します。
横顔を撮るプロファイル・ショット。順光にして前面から被写体に光が当たるようにしてパシャリ♪
自分の影を被写体の上にダブらせて、遊びでパシャリ♪
次は林の中に入って、直接光が当たらないエリアで撮影。日陰ではありませんが、木々に弱められた光が木漏れ日風に当たります。
被写体の顔は、ほどよくフラットに写り、背景の木々に表情が出て来ます。
内省的な印象にした別カット
背景の林に差し込む光が美しいので、引き画でパシャリ♪
魔法がかかったかのような午前中のステキな光の時間もおしまい、空も雲ってきてしまいました。
最高のシチューエーションを生み出してくれる光を追いかけてみませんか? きっと、いつもの風景が違ってみえます。
来年もまたお楽しみに!
Have A Nice Shot!
RSSブログ情報:http://www.tabroid.jp/news/2014/12/post-65.html